見出し画像

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー (2021ACL第1節・大邱FC戦)

6月26日は、ロコモティフスタジアムでACLの第1節・大邱FC戦です。

 いよいよアジア王者を目指す戦いが始まります。
中2日で6連戦を消化するというウズベキスタンの短期決戦になってます。始まってしまえば、きっとあっという間の6連戦でしょう。

レギュレーションの詳細は省きますが、グループ2位の場合は突破条件がつくので、1位突破を狙わなくてはいけません。どの試合も落とせない、結果だけがシビアに求められる6連戦と言えます。

短期決戦でのグループステージを勝ち上がるためのポイントとして、鬼木達監督は「総力戦」と「臨機応変」といったキーワードを挙げていました。そして対応力を磨きながら、チームとして成長する大会にしたいと言います。

「まずは全員の総力戦で準備をする。自分もそうですが、選手ひとりひとりも臨機応変にいろんなことに対応する。極端なことを言えば、準備し切れていないことが本番で、システムやポジションもそうですが、いろんなことが起きてもおかしくないです。そこで『準備不足で』ではなく、しっかりと対応する力を付ける。チームとしてステップアップできるタイミングでもあるので、そういうものを力に変えていく大会にしたい」

グループステージの勝負どころはいくつかあると思います。しかし、とりわけ重要なのが、初戦で対戦するこの大邱FC戦でしょう。

では、試合の見所を語っていきたいと思います。

ここから先は

5,366字
この記事のみ ¥ 200

ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。