
最後まで起こせなかった等々力劇場と、自分自身に矢印を向けた指揮官。そして、ただ前を進んでいくために。(リーグ第18節・サガン鳥栖戦:0-0)
等々力競技場でのサガン鳥栖戦は0−0。スコアレスドローとなりました。
どうしても1点が遠い試合終盤、川崎フロンターレはセンターバックのジェジエウを最前線にあげるパワープレーを敢行して、なりふり構わずゴールネットを揺らそうとしました。
・・・・しかし、期待していた等々力劇場は起こせず。タイムアップとなりました。
今季の等々力では引き分けが多く、どうにも勝ちきれません。以前であれば、負けそうな試合を引き分けに、引き分けそうな試合を土壇場で勝ちに持っていきましたが、今季はその「ひと押し」が生まれず、苦戦しています。
ただ勝てない時に大事なのは、良い部分とうまくいっていない部分をしっかりと見極めることだと思っています。そういった視点も含めて、鳥栖戦のゲームレビューでは検証しています。
今回のラインナップはこちらです。
1.「自分としては、(長谷川竜也との)縦関係ではなく、少し中気味だけど、相手の外で受けるイメージでした」(登里享平)。的確な崩しを見せた左サイドと、縦パスを駆使し始めたジェジエウ。左右からの前半の組み立てを検証する。
2.「あそこで碧から受けに行って、出なかったときのアキさんからの3人目というのは、練習で今やってます」(脇坂泰斗)。3つの決定機に絡んだ脇坂泰斗。3人目の動きで鳥栖守備陣を崩し切った最大の決定機を振り返る。
3.「ゲームの始まりから自分たちのプランをもって、相手のプレッシングに対してしっかりと回避が出来ました」(金明輝監督)。なぜ前半のボールポゼッションは、鳥栖より下回ったのか。「かいくぐる」のではなく「回避する」ことにあった、鳥栖の巧妙な狙いとは?
4.「前から行く行かないという部分で言いますと、ある程度、選手に判断を任せているところがあります」(鬼木監督)。ボール回収に苦戦した前半の理由。守備の狙いを外されたとき、選手たちの目をどう揃えるべきなのか。
5.「後半は間も空いてきたのですが、外に外に、と行ってしまった」(小林悠)、「外、外だと相手もなかなか動かない。いつ中に入っていくのかというのを出していかないといけない。目を合わせないといけない」(中村憲剛)。「中、外、中」のリズムではなく、「外、中、外」の攻撃リズムになった後半の原因は?大事なのは、「どう中と外を使うか」の目を合わせること。
6.「選手は必死で戦ってくれましたけど、自分の力不足を感じています」。最後まで起こせなかった等々力劇場と、自分自身に矢印を向けた指揮官。
以上、6つのポイントで冒頭部分も含めて約11000文字です。
等々力で勝ち切れず、もどかしい試合は続いているのは事実です。だからと言って、あれもこれもと疑問の目を向けると、いろいろとブレてしまいます。そこはしっかり見極めたいと思っています。
なおプレビューはこちらです。➡️ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第18節・サガン鳥栖戦)
では、スタート!
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