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「鬼滅の刃、読んでますか?」という問いの意味。

※このnoteは、2020年5月19日に配信されたいしかわごう公式メルマガ「Going!」の内容を編集したものです。

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オッス、いしかわごうだ。

今日は漫画の話です。

完結しましたねぇ、「鬼滅の刃」。


週刊少年ジャンプで連載していた「超」がつくほどの人気漫画ですが、今週で最終回を迎えたことで、昨日はそれがニュースにもなってました。

連載期間は4年3ヶ月と短いです。
社会現象になるほどの看板漫画は長期連載になりがちだっただけに、人気絶頂のまま完結するのは、ジャンプ作品としては異例。

「鬼滅の刃」、あなたは読んでましたか?


僕はちゃんと読みましたよー。
とはいえ、今年に入ってからですけど。

紙の単行本は売り切れで買えなかったので、Kindleで出てるまで購入して読みました。アニメもまだ全部ではないですけど、アマプラで見てます。

読んでわかったのは、「鬼滅の刃」の魅力は「王道の面白さにある」ということですね。

成長する主人公がいて、可愛いヒロイン(妹)がいて魅力的なキャラたちがいて、そして巨大な悪を倒す。

ジャンプの王道中の王道ですね。

もちろん、細かい変化球やスパイス(独特なギャグ)も色々効いているんですけど、愚直なほど王道を押さえている作品だと感じました。

勝負するのが一番難しい土俵に乗り込んで、ストレートの直球で180キロ出てるわけです・笑。これは強いですよ。

その上で、バトルシーンが独特の世界観だったり、「水の呼吸」などの真似したくなる技が出たり、鬼殺隊(主人公のチーム)で、柱なる位の高い9人の剣士たちが登場してきたり、あとは敵の過去をじっくりと掘り下げていく展開も良い
・・・これは少年が読んだらハマるでしょうね、うん。

アラフォーの自分としては、少年時代に流行っていた「聖闘士星矢」に近い物語の構造かなと思いましたね。柱が、いわゆる黄金聖闘士の関係。

「王道は強し」ですね。そして、これがヒットするジャンプって良いわーって・笑。

読んでいて、僕はそこを一番に感じましたね。

なんだろう。サッカーでいう、背番号10番をつけてる選手が一番上手い安心感みたいな。


さて。僕は本題の前に、

「鬼滅の刃」、あなたは読んでましたか?

と問いかけました。

なぜか。
この問いにどういうスタンスなのかを振り返って欲しかったからなんですね。

いつも思うんですけど、流行っているものって流行るだけの理由があるんですよ。

だから、それが気になった時はなるべく食わず嫌いをせず、一回は飲み込んでみるようにしています。

これは自分のモットーに近いかもしれません。


というのもね、根が天邪鬼なので、元々はブームや流行に対して「興味ねぇぜ」と否定して、基本的に背を向けるスタンスだったんですよ。

なんていうんですかね。「みんなと同じことなんて、やりたくないよ」という気持ちがどこか強かったんですね。

ただ、それって実は勿体無いなって思ったんです。

だって、新しいことや流行を否定するのって簡単ですからね。

もちろんね、ブームに踊らされるだけとか、流行を追いかけて消耗してしまっては意味がないですよ。

でも、とりあえず、一度は飲み込んでみるんです。そして、それがなぜヒットしているのか。自分なりに咀嚼してみる。

すると、意外と次のブームにつながるようなヒントも見えたりあったりすることに気づいたんです。

これって、美味しいですよね。

だから発想を変えるんです。

未来のヒントを得るために、現在の流行に乗ってみる。

そういうスタンスで流行を捉えようとしたら、なんだか気楽に流行に乗れるようになりました。


もちろんね。ブームに乗ってみたけど、「全然わからん!」って時もありますよ。

ただ一回飲み込んだ上で「わからない」なら、「わからなかった」というのも発見ですから。それはそれで良いと思うんですよ。

でも、新しいことや流行を最初から拒否してしまうと、そういう否定癖がついて、自分の視野がどんどん狭くなっていきそうで、怖い気もしますから。

変化しなくなったら、つまらないですしね。

どうですか。ちゃんと新しいもの、取り入れてますか?

「鬼滅の刃」とは全然関係ない話になりましたが、ちょっと「新しいもの」を意識してみてください。

ではでは。

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映画版、観に行こうかしら。


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