試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯準々決勝・モンテディオ山形戦)
10月24日はNDソフトスタジアム山形で天皇杯準々決勝・モンテディオ山形戦です。
等々力でのヴィッセル神戸戦勝利の興奮が冷めやらぬサポーターも多いかもしれませんが、すぐに試合はやってきます。
大会は変わって天皇杯で、アウェイでのモンテディオ山形戦となります。
中三日での連戦でもあるため、この一戦をどういうスタンスで臨むのかは読みにくいところがありました。ただ、この山形戦に向けた囲み取材で、鬼木監督はリーグと天皇杯の2冠を獲りにいくことを明言しています。
「(今年は)ACLとルヴァンカップの二つを逃している。残りのこの二つは全力で獲りに行こうと伝えている。そこのスタンスは変わらないし、選手もクラブと共有してくれている」(鬼木監督)
よくよく考えてみれば、リーグ戦も天皇杯もあと3勝すれば優勝できます(※リーグは残り4試合ですが、2位・広島との勝ち点差は4なので、3勝すれば優勝)。シーズンも終盤で、今年の残りの公式戦も最大で7試合です。一戦一戦が、2冠を獲りにいく決意を見せる戦いになるはずです。
では、いつものように試合の見どころです。ラインナップはこちら。
1.「(今年は)ACLとルヴァンカップの二つを逃している。残りのこの二つは全力で獲りに行こうと伝えている」(鬼木監督)。中三日で臨む天皇杯準々決勝の、気になる予想スタメンは?
2.「チームの骨格というか、やろうとしていることは、そこまで大きくは変わらないと思っている」(中村憲剛)。メンバー編成が読めない山形とどう対峙するか。攻守における、それぞれのポイントとは?
3.「見ていて楽しかった分、そこに出れなかった悔しさもありました。それをぶつけられたら良いと思う」(守田英正)。この山形戦に向けて準備を整えてきたモリタ。神戸戦欠場の悔しさを胸に、静かに闘志を燃やす。
4.「すごく会いたかった人。成長した姿を見せたい」(小林悠)。あれから10年。水戸時代の恩師である木山隆之監督との対戦を心待ちにする理由。
5.「優位性が作れるところがたくさんあると思うので、そこで良さを出していきたい」(齋藤学)。5バックに強烈なドリブラーが効く理由・・・マナブを止めるな!
以上、5つのポイントで全部で約6500文字です。今回は、わりと「個人」にフォーカスして語っています。
なお、先日の神戸戦のレビューはこちらです。好評をいただいたので、未見の方はぜひ読んでみてください。➡️前半残り10分で繰り広げられた、システム変更による両指揮官の攻防戦。34本のパスをつないで決めた、美し過ぎる逆転弾。そしてイニエスタ。(リーグ第30節・ヴィッセル神戸戦:5-3)
よろしくどうぞ。
では、プレビュースタート!
ここから先は
¥ 200
ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。