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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第31節・清水エスパルス戦)

12月5日はIAIスタジアム日本平での清水エスパルス戦です。

優勝しましたが、リーグ戦はまだ続きます。

振り返ってみると、今年は第4節で首位に立ち、一度もその座を明け渡すことなく優勝しています。

言い換えると、シーズン中に対戦するほとんどの相手が「首位の川崎フロンターレ」を意識して向かってきたとも言えます。そういう相手をことごとく打ち負かして走り抜いたのは、チームにとって大きな経験です。

そして、優勝を果たしてからのこの一戦から、「首位の川崎フロンターレ」ではなく、「チャンピオンの川崎フロンターレ」に向かってくる相手との戦いが始まります。相手のチーム事情もあるので、どういうスタンスで対峙してくるのかはなかなか読めないところがありますが、そこが楽しみでもあります。

では、そんな試合の見どころを語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。

■「勝ちにはすごくこだわってやっていきたい。そういうこだわりのあるゲームを、ここからの4試合は見せていきたい」(鬼木監督)。残り4試合。優勝しても、なお勝利にこだわる一戦。気になるスタメン予想は?

塗り替えさせないぐらい圧倒的な記録を作る。さらなる目標に向けて、指揮官と選手たちが語ったこと。

■「攻撃のところは外国人選手がいますし、パワーもある。そこの印象は変わらないです」(鬼木監督)。目には目を。外国人のパワーには外国人のパワーを。L・ダミアンは、対清水戦5試合連続得点なるか。

■「先輩に聞きました。憲剛さん、悠さん、ソンリョンさん、ダミアンもそうですね」(脇坂泰斗)。初めて試合に出続けたヤストが、先輩たちからもらったアドバイスとは?

「うれしい気持ちはあった反面、悔しい気持ちのほうが大きかったですね」(原田虹輝)。優勝して芽生えた悔しさの感情。リーグ残り4試合。チャンスを掴める若手は現れるか。

■「やはりケンゴの視野の広さというのは一歩抜けている。自分がオーバーラップができる原因になっているのではないでしょうか」(2018年:エウシーニョ)。そこにエウソンを生んでいた中村憲剛の視野。(中村憲剛を回想するコラム)

以上、6つのポイントで全部で約10000文字です。相変わらずのたっぷりボリュームでお伝えします。

なお、前節の優勝レビューも絶賛発売中です。→「Absolute Champion! 」 (リーグ第29節・ガンバ大阪戦:5-0)

では、スタート!!

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