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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第20節・横浜F・マリノス戦)

 8月5日は等々力競技場で横浜F・マリノス戦です。

 前節の浦和戦から中三日で迎える、夏場の連戦となっております。今週は猛暑日続きで、試合当日もかなりの暑さになりそうですね。

 連戦のため、練習ではコンディション調整がメインとなり、強度の高いトレーニングはあまり出来なかったと思いますが、その中でも鬼木監督は、しっかりとマリノス対策を施して、この試合に準備しているのが伺えました。

 これが実際の試合にどのように反映されるのか。当日は答え合わせが楽しみです。

 では、いつものように試合の見どころをディープに語っていきましょう。今回のラインナップはこちらです。

1.複数のパターンを試した、前々日の紅白戦での組み合わせ。気になる予想スタメンは?

2.「コンビネーションや声の掛け合い、マークのずらしは曖昧なところはある」(小林悠)。ラインブレイカー・小林悠が狙うのは、マリノス守備陣の新加入CB・ドゥシャンの背後にあり。

3.「相手はつないでくる。自分と阿部ちゃんのところでスイッチを入れたい」(中村憲剛)。攻守両面で大きい阿部浩之の復帰。攻撃ではゼロトップを機能させ、絶妙なポジショニングとタイミングでスイッチを入れて、守備でも主導権を握りたい。

4.「引きすぎず、強気にチャレンジして、うまく中間のポジションを使って誘導していければと思う」(登里享平)。負けられないフロンターレU-18出身者・仲川輝人との地上戦。そしてノボリに求められる、数的不利な局面での対応力とは?

5.「当たり前のことをやっていくこと。もったいない失点はなくしていかなくてはいけない」。強い決意で完封を目指す谷口彰悟。まさにマリノス対策と言える顔ぶれが並ぶ最終ラインを組んだ狙いとは?

6.「まずはハイラインの裏。でもそこばかりになると、急ぎ過ぎることになる。しっかりと相手陣地に押し込むこと」(中村憲剛)、「チャンスがあれば背後を狙えるので、そこは狙うつもりです。ただ相手を見ながらになりますね」(大島僚太)。気をつけたい、背後の狙い過ぎ。夏場で心がけておくべき試合運びとは?

 以上、6つのポイントで全部で7000文字です。特徴的なスタイルである横浜F・マリノスに対してのゲームのポイントをまとめております。

なお、浦和戦のレビューはこちらです。

では、プレビューのスタート!

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