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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第4節・名古屋グランパス戦)

 3月18日は豊田スタジアムで名古屋グランパス戦です。

対戦相手の名古屋グランパスを率いているのは、風間八宏監督。

 現在のフロンターレのスタイルを構築したのが風間監督であることは、多くの人が認めるところでしょう。2012年シーズン途中での就任でしたが、前任者までのスタイルを引き継ぐのではなく、作り直しました。建物に例えるならば、リフォームではなく、土台から作り直した上での建て替えを行ったようなものです。

 約5シーズンの間、紆余曲折はありましたが、しっかりと揺るぎないものが出来上がり、そのスタイルを引き継いだ鬼木監督が、クラブ悲願となる初優勝を達成。あの土台を作った功績ははかり知れないものがあると思います。

 風間監督が率いていた2016年までの主力は、現在もフロンターレに多く在籍しています。そんな風間グランパスとの初対戦ということもあり、ざっとコメントを紹介すると・・・・

「しっかりとプレーして恩返ししたいですね。成長した姿を見せられればと思います」(小林悠)

「いま、この年齢でやっているのも、そのときの指導があったおかげ。それは間違いないです。でも試合はまったく別物。意外とそういうところはある(笑)」、「風間さんと対戦するわけではなく、風間さんのエッセンスの詰まったチームとやる。人も変わっているので、そこまで意識しなくてもいいかな」(中村憲剛)

「自分は風間さんによって復活したし、感謝しかない」(大久保嘉人)

「風間監督は自分のサッカー観を変えた人。風間さんのおかげで、新たな自分というか成長させてもらった。そういう恩返しもあって、成長した姿を見せたい」(谷口彰悟)

「風間監督が相手になるのは変な気分ですけど、しっかりと倒すことも恩返しだと思っています」(車屋紳太郎)

・・・といったところでしょうか。

言わずもがなで、みな高いモチベーションで臨んでくれることでしょう。選手だけではなく、サポーターのみなさんもそうでしょうし、ライターである僕個人としても興味深い一戦です。

では、そんな試合の見どころを今回もディープに語っています。ラインナップはこちらです。

1.「単純に楽しみではあります」と語る鬼木監督。指揮官対決にも注目が集まる一戦の、気になる予想スタメンは?

2.「スペースが空いていたら運んで、マークをずらせばいい。あとはテンポよく動かすことで相手も付いてこれないのではないかと思います」(車屋紳太郎)。ボールを握る相手だからこそ施した、鬼木流の風間グランパス対策。選手の配置と、練習で徹底させた意識付けから読み解く。

3.ジョーとシャビエルという「スペシャルツー」をどう封じるのか。「そこのマインドを持ってやりたい。向こうもまったく同じ考えでやってくると思いますけどね(笑)」と微笑む、中村憲剛の狙いとは?

4.キーワードは変幻自在!?名古屋守備陣の狙いどころと、組織が整備し切れていない彼らを困らせるシチュエーションを、いかに作り出していくのか。

5.「ボールをたくさん持つほうが勝つわけじゃない。しっかりと点を取って勝つことに集中したい」(小林悠)、「そういうところで差をつけられたらと思っている。90分。最後までやって勝ち切る。それだけだと思います」(中村憲剛)。勝つために身につけた鬼木フロンターレとしての進化を、ピッチで表現する。

 以上、5つのポイントで冒頭部分も含めて約8500文字です。頑張りすぎて、だいぶボリュームあります・笑。ぜひ読んでみてくださいね。

では、スタート!

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第4節・名古屋グランパス戦)

いしかわごう

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サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。