試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ゼロックス・セレッソ大阪戦)
2月10日は埼玉スタジアム2002でゼロックススーパーカップ・セレッソ大阪戦です。
2018年の鬼木フロンターレにとって、最初の公式戦となりますね。「もう始まってしまうの?早いなー」という気持ちがありつつも、いざ試合が近づくと、試合が観れるワクワクの気持ちのほうが勝ってしまいますね。
さて。
試合前日は、練習後に前泊移動があります。前日取材をしている自分は、フロンターレ仕様にラッピングされているチームバスの見送りもしているのですが、今年からは、そのチームバスのデザインされているクラブエンブレムの上にも「星」がちゃんとついているんですね。
あの星を見て「タイトルを獲ったんだなぁ」といまさらながら実感してしまいました。言い換えれば、このゼロックスという大会は、フロンターレが初めて「星のついたユニフォーム」でプレーする公式戦でもあります。
そのことについて「・・・感慨深いね。ようやくだよ」と噛みしめていたのは、クラブのバンディエラ・中村憲剛。そうですよね。
もちろん、星のついたユニフォームを着たら、急にサッカーがうまくなるわけではありません。しかしリーグチャンピオンになった証を胸にプレーする最初の試合でもあります。どんな試合を見せてくれるのか、楽しみです。
では、この試合の見どころについて語っていきましょう。ポイントは4つです。
1.「できる限り、僕自身もチャレンジしていきたいと思います」(鬼木達監督)。気になる初陣の予想スタメンと、5人の交代枠が采配に与える影響は?
2.今年のチームは何が違うのか。今年最初の公式戦で読み取るべきポイントと、去年とは違う視点で試合を観るべき理由。
3.「思い返してみると防げる失点もあったし、まだまだ改善もできる。失点に関していえば、もっと少ないチームが二つあった」(奈良竜樹)。さらなる成熟に向けて貪欲すぎる守備陣たち。そして対C大阪戦で注目すべき、両サイドの攻防戦。
4.「どこでもやれと言われたらやれるし。全然いいよ。好きに使って(笑)」(大久保嘉人)。4冠を追うために確立したい、ヨシトの使い方とは?
以上4つのポイントで、約6000文字です。今シーズンもどうぞよろしくお願いします。
では、スタート!
ここから先は
¥ 200
ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。