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自己紹介Vol.30:人を解放する不動産の在り方を考える【後半】

はじめまして!《移住のプロ×不動産の卵》の迫真琴です。石川県をフィールドに移住コーディネーターをしながら、電気工事の修業中です。

「ありのまま踊る舞台づくり」をテーマに《いしかわ空き家Lab》を屋号として、移住支援や不動産事業を展開していきます

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こんな家は不自由だと思いませんか?

以前の記事の後半です。まだご覧になっていない方は、先に前半をご覧ください。

さて、後半では「人を自由にする不動産」について考えてみます。まず「人が不自由になる不動産」を3つ挙げてみます。

  1. 収入に対して住居費が高すぎる家

  2. 退去費用が気になる家

  3. 好みの設備・インテリアを施せない家

1について、家に関する支出が多すぎてしまう問題です。たいてい家賃なら収入の25%、住宅ローンなら多くて30%と言われています。たとえば、月収20万円なら「家賃5万円or住宅ローン6万円」のイメージです。解決法は【収入に見合った住居費で住む】です。

2について、退去費用を気にしすぎる問題です。たいてい、物件退去時には退去費用がかさみますが、大きく占めるのが原状回復費用です。原状回復費用は一言でいうと「借主の過失でつけた損失分は払ってください」です。このあたりの塩梅は難しく、賃貸で一番揉めるのは原状回復です。解決法は【傷つけない】です。

3について、好きにカスタマイズできない問題です。2の「原状回復」にも関連しますが、賃貸物件では退去時に元の姿に戻すことを求められるケースが多いです。そのため、自分で内観をつくる意識が削がれてしまいます。解決法は【小物で個性を出す】ですかね・・・。

わたしが思う「自由な家」はこれ!

不自由な家を「人が自由になれる家」にするには、逆転の発想が役に立ちます。それは「家賃が比較的安くて、原状回復費用がかからず、好きにDIYし放題の家」です。

こんな物件があったら、ワクワクしませんか?この物件をつくるポイントは2つあります。①相場より安い賃料でも利回りが高い、②過度なリフォームをしない、この2つです。

で、それらを実現するのが「安い空き家を賃貸化する」ことです。安い空き家を仕入れて、最低限の修繕に留める。契約では現況でお貸しし、DIYし放題にする。退去時には基本的に原状回復費用を請求しないこと。

「マイホーム以上に好き勝手できる家」であれば、僕らは自由に暮らしを創っていけます。そんな環境を提供するのも、不動産を活かしたサービス業の1つの在り方だと思います。

さいごに

ぜひ、みなさんのご意見も教えてください!ちなみに、1軒目購入した家はこのような条件で貸そうと思っています。その進捗もまたお伝え出来ればと思っています。


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移住のミカタ@迫 真琴
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