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【消防士長昇任試験】論文予想テーマ20セット【ゼロからはじめる消防論作文】

受験生の情報提供に基づき、予想テーマを追加しました。- 2023年11月20日

本テキストは、消防士長昇任試験の論文試験に特化した模範解答例文集です。

士長試験で出題が予想される論文20テーマの模範解答例を収録しております。

論文対策の最短ルートは、良質な解答例を読み、それを参考に演習を繰り返すことです。本テキストを活用することで、昇任論文対策に必要な知識を短期間でインプットできるだけでなく、余った時間は筆記試験対策に投資することができます。


本テキストの特長

✔︎ スマホさえあれば、いつでもどこでも論文対策が可能です。通勤等のスキマ時間の活用に最適です。

✔︎ 解答例には、厚生労働省の労働基準行政リーフレットをはじめ、公的な文書の内容・意向等を積極的に盛り込んでおります。これにより、信頼性の高い情報を答案に盛り込むことができるようになります。

✔︎ 通常の参考書と異なり、購入後のサポートも万全です。今後も最新の社会情勢を踏まえて内容を随時更新して参ります。なお、更新に伴う追加料金はかかりません ( 本テキストは買い切りコンテンツですので、購入後の追加のお支払いは一切ございません ) 。

✔︎ YouTubeにて公開中の動画教材と合わせてご活用ください。


サンプル解答例

本編解答例のうち、1本をサンプルとして公開しております。ご購入前の判断材料になさってください。

◎ チームワークの醸成
「消防士長として、どのように職場のチームワークを醸成していくか、あなたの考えを述べよ。」という論題を想定しています。

 私は消防士長として、職場のチームワークを醸成するため、以下の取り組みを実践していく。

 第一に、あらゆる職務において、誰にでも分かりやすい明確な業務目標を設定していく。業務の目標が曖昧であったり、そもそも目標自体が設定されていなかったりすると、各チームメンバーが同じ認識のもとで協働できないからである。どれだけ優秀な職員を集めたとしても、目的が共有されていない状態では、円滑な業務遂行は困難である。ゆえに私は消防士長として、あらゆる業務の目標を事前に分かりやすい言葉で共有することで、職員同士の協働を促していく。

 第二に、積極的なコミュニケーションを通じて、職員同士の信頼関係を構築していく。職員が相互に信頼し合うチームでは、建設的な意見交換が活発になり、大きな成果を上げやすいからだ。また、「いざという時に頼れる仲間がいる」と自覚できる職場環境は、職員個々の心理的安全性を高め、互いに気兼ねなく質問や相談ができる風土を醸成する。職員が一人で問題を抱え込むことなく、互いに協力し合えるようになれば、業務上の不正や事故のリスクも低減され、組織としての信頼性も向上するだろう。ゆえに私は消防士長として、階級や役職にとらわれず、あらゆる立場の職員と分け隔てなくコミュニケーションを図ることで、職場内の信頼関係を構築していく。

 第三に、職員全員がそれぞれ違う強みを持っていることを自覚し、個々の適性に応じた仕事を割り振っていく。互いの個性を認め合い、得意分野を活かしやすい業務分担を行うことで、「誰かの弱点を自分の強みでフォローしよう」という相互補完の意識が高まるからだ。また、個人の強みを発揮しやすい職場環境の実現は、多種多様な行政ニーズに応えられる組織環境を整備する上でも重要である。ゆえに私は消防士長として、部下職員の得手不得手を的確に把握していくとともに、その特性に応じた適切な仕事を割り振ることで、チームのパフォーマンスを向上させていく。

 グローバル化が進展し、科学技術が急速に発達し続けている現代社会においては、多種多様な知識や視点・技能を活用できるチームの存在が、組織にとって重要な資産となる。このような時勢の中で、◯◯消防本部が今日の消防行政をさらに発展させ、今後も国民生活を守る存在として機能し続けるためには、職員が一丸となって強固なチームワークを醸成していかなければならない。このような自覚のもと、私は消防士長として、◯◯消防本部の組織力向上のために貢献していく。(1033字)

このような文章を書く秘訣を解説していきます。

それでは、本編をどうぞ。

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