見出し画像

1000年に一度?トンガ火山噴火→日本津波

深夜突然の警報と注意報

テレビ緊急報道画面1
テレビ緊急報道画面2


2022.1.15土曜日の深夜、僕は呑気にNetflixで「王になった男」の12話目にどっぷりハマってた。妻が「大変なことになってる」と地上波NHKにチャンネルを合わせたらテレビ各局やネットがこの情報で溢れてた。地震も何もなかったじゃない!意外なところから貰い事故を受けた感覚に近い。

南太平洋の島国トンガ付近の海底火山で同日に起きた噴火で、同国や周辺諸国のほか日本や米国など太平洋沿岸の広範な地域に津波が押し寄せた。トンガで海底火山噴火噴火したのは、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロにあるフンガトンガ・フンガハアパイ火山。報道などによれば、噴火の地響きが数分にわたり続き、火山灰や煙などが上空に噴き上がった。噴火による衝撃波は約1万キロ離れた米アラスカ州にも伝わったという。トンガは通信インフラが遮断され、被害の把握や安否確認が難航。噴火した火山は昨年12月ごろから活動が活発化しており、一部の専門家は「1000年に1度」の大規模噴火との見方を示している。ラジオ・ニュージーランドによると、この火山について専門家は、900~1000年置きに大規模な噴火を起こしていると説明。前回の大規模噴火は西暦1100年ごろで、タイミングから判断して「今回の噴火は、こうした大規模事象の一つのようだ」と話している。

気圧変化が原因で津波が起こる

通常津波が起きるメカニズムは【経年でエネルギーを貯めた海底プレートが跳ね上がり】【海面が押し上げられ】【その時の何みの影響が増幅されて海岸部に届く】構造で、東日本大震災の時の津波も予測される南海トラフ大地震の津波もこれだ。

ところが今回日本列島に届いた津波は「気圧」が原因だというのだ。日本から遠く離れたトンガ付近の海底火山で起きた大規模な噴火のあと、世界各地で気圧の変化や低周波音を観測したという報告が相次いでいる。トンガからおよそ1万7000キロ離れたスイスに本部があるWMO=世界気象機関は、スイスの観測所で2.5ヘクトパスカルの気圧の変化を確認したと公式ツイッターで明らかにしました。世界気象機関は「噴火によって生まれた空気の圧力の波が、ヨーロッパを通過した。私たちが同じ大気を共有していることを示している」としている。また、アメリカ国立気象局は、トンガから9000キロあまり離れたアラスカ州でも、噴火からおよそ8時間半後、気圧の変化と同時に人の耳でも聞こえる低周波音が記録されたとしている。さらに、台湾の気象当局の局長も、自身のフェイスブックで台湾でも気圧の変化を観測したと明らかにするなど、世界各地で同様の報告が相次いでいる。日本もウエザーニュース社が興味深いデータを可視化しているので見てもらいたい。

全国の危機管理課の方々に感謝

こんな時、僕はというと災害時派遣トイレネットワーク「みんな元気になるトイレ」の出動が視野に入り、「王になった男」の12話目の佳境で一時中断一気に緊急モードに入る。全国17自治体に加入してもらっている自治体にLINEで連絡をとって、必要とあらば、支援と受援自治体をマッチングする。ネットワークの中で津波注意報が出ている自治体、千葉県君津市、静岡県富士市、西伊豆町、高知県高知市に電話連絡する。おかげさまで大きな被害はなさそうだ。ホッと胸を撫で下ろし、緊急出動した職員の方々に「ご苦労様」を告げ、緊急体制を解いたのだった。

そして12話目を再開した。

よろしければ、サポートお願いします。いただいたサポートは社会課題解決のためのプロジェクトのスタートアップに使わせていただきます!みんなでアクションしていきましょう!