2020年下半期のドラムンベース備忘録
お久しぶりです,石井です。2020年ももう残すことろあとわずかとなりました。前回noteでこんな記事
を書きましたが,今回はそれの下半期版を書いていこうかなと思います。
前回書いてからもう半年たちましたが,皆さまいかがお過ごしでしょうか。ドラムンベース界隈(と言っていいほど知っているわけではないですが)の2020年下半期は,PendulumとNetskyのリリースがニュースだったような印象です。
あとマジで私事ですがDJ機材をようやく買ったのでぼちぼちDJの練習などを始めるようになりました。まだまだ聞いてる曲やミックスが少ないので,練習していきたいと思っています。
それでは,2020年下半期によく聞いていたドラムンベースをまとめていきます。有名どころばっかりになってしまうのはご愛敬ということで…。
1. Mango x MathMan feat. Loah - Lonely Night (Zero T Vocal Mix)
Lonely NightのZero T mixはめちゃくちゃ聞いた曲です。曲を知ったのは結構後になってからだったんですが,Vocal MixはThe North Quarterからリリースされた「Former Self EP」に収録されています。個人的にはMCありのこっちのバージョンも好きです。
下半期のThe North Quarterは怒涛のリリースで良質な曲が大量に聞けてめちゃヤバだったと個人的に思います。
「Quater To Quater」(これは5月リリースなので上半期ですが…),「NQ State Of Mind, Vol. 1」とでかいリリースに加えて,FD,Zero T,Redeyes,SatlのEP・LPとものすごい量の曲(しかも全部良質という)でウハウハでした。サンキューThe North Quarter。
2. Satl - So Much Better
The North Quarterから2020年の11月に「Lucid Dreams EP」をリリースしたSatlですが,その前の7月にはIntegralから「4Lyfe」をリリースしてます。以下3曲Integralが続きますがご容赦ください…。
こちらは,よりIntegraらしさが前面に出てるEPでこの曲以外にも個人的に好きな曲が勢ぞろいしてます。静謐で濃厚な音の上質空間を楽しめる一曲で,自分の好きが全部ここに揃ってる…好き…という感じです。
3. Fluidity - Yes Or No
2019年にIntegralからリリースされたコンピレーション「Glow / 3」に曲を書いていたFluidityがEPをリリースしました。
アルバムリード曲は同じEPの「Still Hope」ですがこっちの「Yes or No」も負けず劣らず良曲となっています。全体的にミニマルですっきりした印象ですが,ベースの作りこみがすごいですね。聞きながらニヤニヤしてしまいます。今後のリリースも非常に楽しみです。
4. Mura Masa - I'll Be Alright (Tatora Bootleg)
正確にはIntegralからのリリースではなくフリーリリースの曲です。いや,マジで何?????? 原曲の雰囲気を壊さずに最高のドラムンベースに仕上がっていてマジで何…。Integral好きには本当にドストライクだなと思っていたらIntegralからEPがリリースされます。
ちなみにUKFの紹介記事もめちゃくちゃ面白いので読んでみてください(そういえばDawn WallもMohican Sunも正体明らかになっていないんでしたっけ…)。
というわけでIntegral関係の3曲を紹介しました。もはやIntegral紹介記事というかIntegralのBandcampとほぼ同じ内容ですが許して…。
5. Nu:Tone - Sweeter
下半期のHospitalは,Metrikの「Ex Machina」やHugh HardieのEP,Netskyなど印象深いリリースが多かったのではないでしょうか。個人的にはNu:Toneの「Sweeter / Do It Right」がどちらも超よくて好きです。
特にSweeterは,かの名曲Tidesを彷彿とさせる静謐さとエモーショナルさを兼ね合わせていて本当に良いです。心にグッとくるメロディーでありながら,どこか寂寥感を感じて,まるで映画のEDのような曲だなと思いました。
6. Septabeat & Syren Rivers - You Fill Me
7. Sl8r - Limonata
6曲目,7曲目はまとめて紹介します。というのも,Twitterのハッシュタグ「#このドラムンベースがすごい」で話題になっていたりした曲ですね(パクったわけではないので許して…)。
6曲目の「You Fill Me」はフュージョンっぽい爽やかな曲調とソウルフルな歌声が絶妙にマッチして聞いてて楽しいです。ここぞというところで使いたい大切な曲になりそうです。この曲が収録されている「New Dawn EP」には「You Fill Me(live ver)」も収録されているので要チェックですよ!
septabeatのYoutubeチャンネルにはSubmotion Orchestraの「All Yours」をドラムンベースバージョンで演奏している動画もあるのでこちらもぜひ!
7曲目の「Limonata」はピアノリフが印象的なシックで上品なドラムンベースになっています。耳に心地の良いドラムでアルバム通して聴くとまた違った満足感が得られると思います。タイトル名「5AM」やアルバムのジャケットも本当にぴったりで,アルバム通して世界観に浸れる一枚になっていると思います。好き…。
8. Blacklab - Violet
soulventからリリースされたblacklabのVioletも今年よく聞いた曲になります。全体として静謐で濃厚な音でまず大好きなんですが,すこしオリエンタルな要素が感じられるのが本当に大好きです。まさにドンピシャ好き…という曲でした。
soulventは10月リリースのコンピ「Soul Music 2020」にも面白いフレッシュな曲が盛りだくさんで聞いてて新しい発見がいっぱいありました(トップバッターにはNatus!!!!!)。世の中にはまだまだ知らない曲も知らないアーティストもたくさんいるんだなあと改めてドラムンベースの世界の広さを実感しています。
というわけで全8曲の紹介でした。だんだんと自分が好きな曲の傾向とかがはっきりし始めたのかなと思います。もしかしたらこれも好きなんじゃない???みたいな曲がありましたら,ぜひぜひ教えてください!!!
今はSpotifyもあるので,来年は聞かず嫌いはもったいない!の精神でいろんなジャンルのドラムンベースも聞きこんでいきたいなと思っています。それでは皆さんよいお年を!
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