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クローゼット制服化への道=好きなブランドに沼る

ときめきのスカート、お値段〇〇円

SHE Tokyo

初めて欲しいと思ったスカートに出会ったのは2018年頃。
私はこういう服が好きなんだと衝撃が走った。
ブランド名はSHE Tokyo
スカートで30,000円を超えていた。
それでも手に入れられて本当によかったと思った。
おしゃれが楽しくなった。


私の惚れやすい服の特徴

私の惚れやすい服はこの二つ。
・色彩のインパクトがある服
・ラインやパターンが美しい服

あきやさんが提唱するように、同じブランドで揃えるというのは理にかなっていて、クローゼットの統一感は出やすくなると思った。
毎シーズンこのブランドから出る新作を楽しみにするようになった。

結局はサイズ選びが肝

それでも失敗はする
SHE Tokyoのスカートをその後も何点も手に入れることになる。
毎シーズンこだわりの詰まった生地やパターンがリリースされる。
受注会方式なので、その時期を逃すと買えないこともある。

最初はAnna(総丈80cm)というSHE Tokyoの代表的なモデルのスカートを気に入って数点集まっていたのだが、時が経つにつれて、自分の好きな丈感より5cmほど短いということに気づいた。

Michelle(総丈85cm)やEva(総丈87cm)といったラインも手に入れた。
フレアラインのスカートなので、トップスはコンパクトにまとまっている方がバランスが取れる。その分、ウエスト位置はしっかりハイウエストで留まっている必要があって、サイズ選びは肝になった。

TPOという落とし穴

華やかなスカートが大好きで、会社にもめげずに着用していたけれど、明かに目立つ。それでも好きな服を着ているという心地よさには代えられなかった。
当時は都心の一等地に通勤していたこともあって、それで問題はなかったのだけれど、出産して都内に出ない日が続く。
今の自分には、ちょっとしたパーティーとは無縁であること(笑)
それから子育て真っ只中という現実に直面し、私は自分の好きだけではなくて、TPOが服選びにどれぐらい大切な要素だったかということを思い知る。

着ていく場所や予定がなければ、お洋服の活躍する出番はない。
じゃあおしゃれって誰のためにするんだろうと考え始めた。
大好きな服を着て、銀座にお散歩にでも行けばいい?
それで満足かというとそういうわけでもなかった。
背景に衣装を合わせているような借り物の自分ではなくて、いつもリアルにその自分で在りたいと思っていることに気づく。

日常使いできる上質な服

シルク素材の艶や、繊細な生地は、日常づかいには向かない。
ちょっとでも謎のシミになりそうだったり、気づかずに引っ掛けてしまうなんて避けたい。そうして私が行き着いた先は「日常使いできる上質な服」になった。
今は素材はタフタ素材やデニム素材を愛している。
・多少の雨が降っても、ちょっと裾を引き摺っても気にしないでいられること。
・座り皺を気にしないでいいこと。
・バッグで生地が擦れて痛んだりしないこと。
・汚れが目立たない色がいい
・お手入れができること

例えば絶対汗をかく夏の服に高額課金しても、ドライクリーニング必須でランニングコストがかかるぐらいなら、冬のアウターやニットに資源を分配したい。
重すぎたり手間のかかる服は日常では出番が少なくなる。

見た目<お手入れ<着心地 という公式が今の自分の中に出来上がっていく。

服も生きている

そう思うと服というのは今の自分の内面を表現したものだということだと痛感する。本当はバリバリ人前でかっこいいとも思われるような仕事をしたいと願っているときは、そのシーンに相応しい服を選びたくなる。
そう在りたいと願っているとき、その服を買うのもいいなと思っている。

それでも「今」ここで生きている自分が一番心地よくて、自信を持っていられる服が制服なのだ。来年は違う制服でもいい。でも今これを着てお出かけしたい服。
お出かけの予定がある服、それが今の一着。

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