見出し画像

こいつら100%伝説(岡田あーみん先生)との出会いは奇跡

わたしの生活の中に「岡田あーみん」が染み込みすぎて切り離すことができない。

岡田あーみんに出会ったのは、小学校3年生のころだった。(岡田あーみん とは、もはやジャンル)

夏休みに、離れて暮らすおばあちゃんの家で長い期間過ごしていた。
いとこ達と海やプールに行き、ゲームをしたり漫画を読んだり、楽しく充実した夏休み。

なぜ「こいつら100%伝説」の単行本を買うことにしたのか、それはもう思い出せない。
りぼんの連載を読んだのかと思うが、なかよし派だったのだ。

田舎の小さい本屋で選んだ「こいつら100%伝説」の第一巻、
一コマひとコマにお腹を抱えて笑った。
面白くないシーンがない。
姉と転げ回って笑った。

ザマミロ病のところなんて、内臓がよじれるくらい笑った。
笑いすぎて死ぬかと思い、何度も本を閉じて息もできぬほど笑い、ヒーヒー言いながらまた読み始め、オナカイタイ!と苦しみながら読んだ。

人生が変わったと言っても過言ではない瞬間。
この時から、岡田あーみんが私の脳に住み着き、色んな場面で漫画のセリフが出てきてしまう様になった。

こいつらの1巻を読み終えてすぐ、小学3年生の私は本屋に行き、この続きの単行本はいつ発売なのかを本屋のおじさんに聞き、困らせた。
姉に「そういうのは本屋さんは知らないよ」と言われ、ガッカリした思い出。


「ちびまる子ちゃん」と「お父さんは心配症」のコラボで岡田あーみんを知ったという人は多いだろう。
しかし私は「こいつら」でハジメマシテ。
しかも、りぼんを買っていたわけではないから、謎だ。
まさかのパケ買い?
いや…岡田あーみんのコミックスは、小3女子の心をくすぐる表紙ではない。(むしろ買いづらい。特にお父さんは心配症)

奇跡としか言いようの無い、そんな素晴らしい出会いだと、私は思っている。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?