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観光記ーリオデジャネイロ編最終章ー

アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港へ 


 さて、リオデジャネイロに関しては総じて長くなってしまっているので、今回で最後としたいと思います。
 ツアーも終わり、ガソリンスタンドで解散。ツアーガイドのフィリップや一向ともお別れ。正に一生で一度の出会いでした。またリオデジャネイロを訪れる際は必ずこのツアーに参加したいですし、成長した少年に再会出来ることを望んでいます。

イケメンで優しい、まさにナイスガイでした!

 ツアーが終了したのは16時過ぎ。20時空港発の便でマドリードに向かわなければならない為、Uberで空港に直行します。値段は2,000円程。フィリップにwifiをデザリングをして貰いました。
 空港までは約45分ほど。途中大渋滞に巻き込まれた際は流石に焦りましたが、難なく空港へ。運転手も優しい男性でした。余談ですが、マラカナン周辺を越えると、空港まではファベーラがひたすら広がっています。前にも述べましたが、リオデジャネイロの中心街と郊外の格差は一目瞭然です。


空港にあるスーベニア

 リオの空港は音楽家から名付けられています。余談ですが、リオにはアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港に加え、サントス・デュモン空港という空港があります。後者は主に国内線専門ですが、名付け親であるサントス・デュモンはトーロッパ初の飛行機製作者として有名です。
 正確にはライト兄弟から3年遅れての発明でしたが、当時ライト兄弟の飛行機はヨーロッパで知られていなかった為、サントス・デュモンも飛行機制作のパイオニアという立ち位置に位置づけられているのでしょう。
 2016年のリオ五輪の開会式では、サントス・デュモンがマラカナンを飛行機で飛び立ち、リオを飛び回るという演出がなされています。
(その続きでアントニオ・カルロス・ジョビンの演出と、モデルのジゼル・ブンチェンのコラボがあります。)

マドリードへ

 空港に到着し、チェックイン。チェックインは謎に結構並びました。Google翻訳でポルトガル語で「出来れば隣の人がいない席にしてほしい。加えて後ろも居ない席にしてくれると嬉しいです。」とカウンターのお兄さんに見せたら、うんうんと頷いて下さり、なんと要望通りの席にして頂きました。
 しかも、結構前の方だった記憶があります。マドリードまでは10時間のフライトだったので、このようなワガママを聞いて下さりとても感謝しています。
 おかげさまで、離陸後に食事をとって以降7〜8時間くらいは寝ていました。起きて食事をしたらマドリード着。過去1,2位を争う程の快適な空の旅でした。イベリア航空は今後も積極的に利用させて頂こうと思ってます。

 マドリード空港には朝の10時頃到着し、12時半の便でパリへと向かいます。免税店で香水を購入していたら、「イニエスタは知っているか」と質問されました。サッカー選手がもたらす影響力は世界共通ですね。
 マドリード空港はとてつもなく大きいイメージでしたが、意外にも世界の面積が大きい空港ランキングでは、トップ10入りすらしていないんですね。オーランドやカイロはランクインしていますが、体感としてはとても意外です。
 いかに自身の体験が氷山の一角であるかを思い知らされます。

ブラジルまとめ

 リオデジャネイロだけで7章分書いてしまうくらい、心で感じることが多い都市でした。治安が悪いというイメージが先行し、最初は怖かったですが、終わってみれば最も印象的な街だった気がします。
 リスクがあるからこそ、得られたもの、感じられたものも多かったのかもしれません。今回は弾丸で2日間程の滞在だったので、次回はもう少し長期間滞在してみたいです。また必ず訪れます。

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