引きつけて柔らかくかわすQBの機能性|タッチフットボール

前回紹介した「技術的スローバック」は、QBが「違いを作り出す」例です。
こういう「違い≒高い機能性≒ファンタジーア」の固まりがいわゆる「ファンタジスタ」でしょう。

他にも私が印象に残るプレーを紹介します。ファンタジスタを捜す旅の経由地と言ったところでしょうか。

これは、ライジングサンズのフェイクスクリーンですが、QBの動きに非常なしなやかさがあります。これだけ回転しながら、最速クラスのエンドをさらに引き込んでプレーをまとめます。

QBが通常より、もうワンタイミング、エンドを引きつけることによって、オフェンスプレーをさらに効果的なものにしています(機能性≒違いを作り出す)。

その効果は、
①エンドと中盤のスペースを広げる
②エンドがアフターキャッチに関与しづらくなる
です。

オフェンスの中でのプレータイミングも相当に合っていて綺麗です。強いてよくを言えば、センターがもう一瞬先読みでスクリーンをかけられたらさらにゲインがあったかも知れません(反則のリスクもありますので、状況次第であえてブロックしないのもありだとは思います)

このQB郡上さんがいつも見せる、ディフェンスの逆をとるような柔らかいパッシングは非常にインプレッシブなものがあります。【IT】

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