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孫正義への憧れ

明日から、仕事初め。

年末年始は、実家に帰り、ダラダラした生活の中でも、何冊か本を読んだ。

その中でも、のめり込んだのが、『孫正義 事業家の精神』

僕が孫正義を知ったのは、大学1年の時。初めてiPhoneを自分で契約する際、電波の評判が悪かったが、iPhoneを扱っているのは、SoftBankしかなかった。ふと疑問に思った。「なぜ日本のキャリアとして信頼のあるdocomoやauではなく、SoftBankでのみ発売に至ったのか?」と。

そこから、SoftBankとはどんな会社なのか?どんな経営者なのか?と、それこそiPhoneで調べた(笑)すると、「孫正義」と。誰だよ!!笑 しかも日本人の名前ではない。と逆に興味が湧いていった。そこからというもの、孫正義の書籍を読むにつれて、「僕もいつかは経営者に、事業家に」と漠然と意識したことを今となっては思い出す。そして、今でのその気持ちは変わらない。サラリーマンでは終わりたくない。そうはっきり思える!!

2012年の冬、孫正義の講演が東京であるという情報を知ったが、その講演には行けなかったことを覚えている。就活中でカフェでエントリーシートを書きながら、人目もはばからず、大泣きしたことを覚えている。ここまで自分が孫正義に会ってみたいと思えたことはとても貴重な出会いだった。

少し話が変わるが、年末年始、実家で暮らす祖母とゆっくり話をすることができた。祖母は、幼い頃父親の仕事関係で朝鮮半島にいたそう。第二次世界大戦で負けた日本は敗戦国としての罰を与えられる。朝鮮にいた祖母たちも奴隷として扱われる可能性もあった。そこで、夜間に日本へ向かう船の船底に隠れて、日本へ帰還したそうだ。今の時代では考えられない。祖母は、7人兄弟の長女。女とバレないように坊主にし、両手に弟や妹を抱いて、必死で逃げたそう。

何もないところから、寝る間も惜しんで働き、土地を売り買いしたり、株を買ったりしながら資金を貯め、今の土地(200坪)と家とアパートをキャッシュで購入したとのこと。本当にすごい。「自分は運が良かった。いろんな人に助けてもらった」と話す。どんなにすごいことか、大人になった今だからわかることだ。88歳となる祖母との対話は、深夜2時まで及んだ。元気だ、、、笑

さて、自分に引き寄せて考えたい。自分は孫正義や祖母のように、死に物狂いで生きたことがあるのか・・・。いや、ない。恵まれた時代に生きている。でも、全くもって不満足である。もっと狂った人生を送りたい。

2020年で30歳になる自分。これから「何を成すのか」。

こんな大きな問いを考える、仕事初め前夜・・・(笑)

明日からの仕事は、、、