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アザラシの赤ちゃん見た2024/3/16~3/22の日記

2024/3/16(土)

新宿近辺で用事のあるパートナーと一緒に、午前から新宿へ。用事を済ませている間は好きにしな、ということだったので、初台のかんてんぱぱショップに行きました。「かんてんぱぱ」は寒天食品をたくさん作っている会社で、このショップには各種様々なツルツルした食べ物やその素が置いてあります。ババロアの素、牛乳寒天の素、寒天入り感想味噌汁……併設のカフェでは寒天を使った食事までできます。春のクリームあんみつを食べました。抹茶寒天や梅ゼリーが入っていて美味しかったです。長野には広大なかんてんぱぱの公園があるようで、いつか行ってみたいと思っています。

パートナーと合流して、しながわ水族館へ行きました。お目当ては最近産まれたアザラシの子供です。見れました。こちらにおしり、というか尾を向けて寝ていました。赤ちゃんだもんね……いっぱい寝て大きくおなり。

赤ちゃんの背中

水槽を泳ぐ魚は立体的に丸々していて、力強くて良いです。人間以外の生物をみると、その身体の美しさにうっとりしてしまいます。

2024/3/17(日)

友人とカラオケに行って、歌わずに台詞を読み合わせました。友人が今度受けに行くオーディションの前準備です。二人で「ミュージカルっぽい演技とは何か?」「演技の型とは何か?」と考えました。なんとなく「この界隈の舞台はこういう演技をする」というのがある気がします。声がでかい・小さい、身振りが大ぶり・小ぶり、動きが日常よりキビキビ・日常に近い、など……でもこれらは一体どこで学ぶのだろう。ミュージカルを学ぶ俳優は、あのミュージカルっぽい演劇をどこで体得するのだろう。自分の演技はどこの界隈っぽく見えるのだろう。自分が作るときは、もう演技スタイルが異なることを受け止めて、この一つの舞台作品の中でどう見せるかを考えるかなあ。劇団を作れたら、劇団独自のメソッドを作っていけるのかもしれないけど、現代では流行らなそうだ。

この後、横浜の方で演出家としてワークショップをやりました。初めましての方と一緒に、肥満を身体表現する方法を「身体が重くなる」「身体が膨張する」「重くなって膨張する」の3つのワークを通じて考えました。最終的には、ペアになって「食べさせるもの・それが入る部位」を指定して相手に食べさせ、食べさせられた相手はその重みと膨張を感じながらテキストを読む……というワークをやりました。例えば「ダンベル5個・ひじと頭」と指定するなどします。食べさせられる苦しみと、食べさせる嗜虐心が滲み出て面白かったです。身体表現をワークを通じて作っていき、演出を組み立てていくやり方をもう少し考えたいと思っていて、今日はその手がかりを多く得ることができました。ありがとうございました。

2024/3/18(月)

Sealookという韓国のアニメシリーズが好きです。キャラクターがパートナーにそっくりだからです。それがついにLINEスタンプをリリースしたので買ってしまいました。アザラシたちのコミカルな日常を描いたミニアニメです。日本でも流行ってほしいです。

夜は外食に行くことが多いのですが、今日は豚丼を食べた後に「あと5分で閉まる!」と叫びながら、パートナーと走ってサーティワンに行きました。正確には、勝手に走り出したパートナーの背を見ながら、後方3メートルくらいを走りました。閉店2分前に滑り込んで、苺味の期間限定のやつと、抹茶味のやつを買いました。

2024/3/19(火)

宅配ピザを頼んで食べた気がします(この日記は金曜に書いていて、詳細を失念してしまいました)。ドミノピザの、チーズンロールという、ピザの耳部分にもっちりした白いチーズの塊が入っている生地にしました。美味しかったです。「水曜どうでしょう」の配信を観ながら食べました。

2024/3/20(水・祝)

祝日なので会社はお休みです。レンタルスペースを借りて、大学時代の友人たちと集まり、自作の小説の朗読会をしました。私も書いたものを持っていきました。自分の文章なので口馴染みがよく、読みやすかったです。友人にも小説を読んでもらいました。そのシーンの雰囲気や感情がよく伝わってきて、聞くのもとても楽しかったです。

台風並みに風が強く、髪をバサバサにしながら帰りました。途中、横倒しになって立てなくなったバイクを、友人たちと通りすがりの人で起こして、風の当たらない場所へ連れて行きました。持ち主の女性は、バイクを押しながら「怖い、怖い」と言っていて、雪山で遭難したらこんな感じなのかも知れないと思いました。

2024/3/21(木)

シナリオを勉強している人たちと飲み会に行きました。意外と舞台脚本をやっている人が多くいて、舞台談義に花を咲かせました。しかし、本当に演劇というものは流派が多い。自分の立ち位置を説明するのも難しいし、相手の普段の創作について詳しく想像することもできない。「舞台の情報が散らばりすぎている。ひと所にまとめたい」と言ってメディアを作る方はいますが、これだけ内容や文化がばらついていると、一つに力を合わせるなんてなかなかできないよなあ……と思いました。

2024/3/22(金)

久しぶりに料理らしい料理をしました。豚肉と青梗菜と人参の味噌炒め。肉にしっかり下味をつけてから臨みました。美味しくできました。九州合わせ味噌を使った甘めの味付けに、自分の体臭が染み込んだ布団のような落ち着きを感じます。

夜、シナリオセンターの宿題をやりました。毎週ひとつお題が出て、それに合わせて掌編を書いています。そこそこ時間をかけたけど起伏のないシーンになってしょんぼり。設定した執筆時間を過ぎたので提出。日の目を見ない習作を、作家は誰しも持っているのだろうなと思いました。最近は日々が忙しく、腰を据えて作品に取り組めていません。「人生は忙しくなっていくばかり」と、義母になるかもしれない人が言っていたのが思い出されました。贅沢に時間を使って作品を書ける日は来ないのでしょう。その中で良いものを作らなければなりません。

締め

今週も日記を読んでいただきありがとうございました。来週もよろしくお願いします🦭

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