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猟犬の動画みる2024/2/17~2/23の日記

2024/2/17(土)

カメの水槽に発生した藻をタモで掬いました。こぶしサイズくらいの山になりました。藻やカスを水と一緒に吸ってくれるポンプを使っていたのですが、それが最近壊れてしまいました。新調したものの水しか汲み取ってくれず、ゴミが溜まりがちになっています。困る。

OiBokkeShiの『ハッピーソング』をちまちま見ています。全然作品に関係ないけど……大きなホールで小劇場的な芝居をやっているのを見ると、高校演劇の発表を思い出します。高校生だった頃、北九州の八幡市民会館の大きなホリゾント幕の前で地区大会に臨んだこととか。もう八幡市民会館ないんだよな。

池袋の芸劇地下で友人と待ち合わせ。うずめ劇場の『地球星人』のマチネが終わったところで、たくさん人がいました。いいなあ、私も見たかった。友人と合流し、喫茶店で執筆大会をしました。私はシナリオセンターの課題を書き終え、会社に提出する書類に記入をし、以前書いた小説の文字数削減に励みました。

喫茶店で食べたナポリタンが美味しかったです。

2024/2/18(日)

すごく食べたくなり、てんやで天丼を食べました。疲れていると、汁でべちゃべちゃ柔らかくなった米が食べたくなります。カレー、リゾット、丼もの……それで腹が温かくなる感触が好きです。

鳥が撮れると嬉しい。

2024/2/19(月)

円盤に乗る場で行われた『舞台芸術に携わる人のためのアーカイブガイドブック』を読む会に参加しました。エンパクが発行したアーカイブガイドブック自体は、オンラインでどなたでも読むことができます。作品そのものの記録保存だけではなく、創作周辺のものごとのアーカイブ化について学ぶことができ、とても有意義でした。制作に関して、私は本当に無知だなあと痛感。

医療従事者の人と話す時間があり、「生活の中で困りごとがあり、発達外来に行ったことがある」ということを話したら、「発達障害があるようには見えませんよ」と言われました。これは「あまり気にしすぎずに自分らしく生きたほうがいいよ✨」という励ましの意図を持つ言葉なのだと理解しつつ、率直に言ってかなりムカついたし相手のことを信用できない人だと思いました。「困りごとがある」と明確に言葉にしたのに、なぜ流そうとする? 私の日々の苦悩をないものにしないでほしい。

昔、三鷹に住んでいたので中央線快速に愛着があります。

2024/2/20(火)

古川日出男の『ベルカ、吠えないのか?』を読了。とても面白かったです。20世紀の地球を犬と駆け巡り、読み終えてからしばらく頭がくらくらしました。犬と血統の話を演劇でやりたいな、と思っているのですが、これを読んだ後に私が書けるものって何だろう……。

YouTubeで犬の動画を見ていて、猟犬を連れて山でイノシシを獲っている猟師のチャンネルに行きつきました。猟犬たちの生活や仕事っぷり、そして死に様(猟のなかでたまに死んだり、致命傷を負ったりする)が興味深いです。元猟犬を愛玩犬として飼い直す人のチャンネルで、犬の振る舞い方が変わっていくのを見るのも面白かった。犬を、人間とは異なるスキルを持った同僚として見る眼差しを好ましく思っているのかもしれません。逆に、犬を過度に可愛がったり、擬人化してセリフを当てたりするのを見るとゾワゾワと気味悪く感じてしまいます。

2024/2/21(水)

パートナー、出張のため不在。寿司チャンス。パートナーは海産物にアレルギーがあるので、いない時しか寿司は食えません。マイ・フェイバリット・チェーン・くら寿司に行きました。久々に、食べ過ぎて腹を壊しました。でも「腹を壊すぐらい食べる」のが、ひとつの幸福だと身体にインプットされているので、何ならちょっと嬉しい。

雨でした。

2024/2/22(木)

シナリオセンターへ。何故か数回講義があった後、4講義目とかで自己紹介の回が入るスタイル。受講生、みんな少しずつ似ている。職業、服装、趣味、何らかの作ることを既にやっていること……その似た人間の中に、全員にちょっとずつ似た私がいる。何なら、健康で人当たりが良く、私よりたくさんのドラマや映画を観てきたこの人たちは、私の上位互換である。「お前の代わりは掃いて捨てるほどいるよ」を可視化すると、この教室になるのかあと思いました。怖い。

家に帰ってきて、賞レース用のシナリオの続きを書きました。いったん終わりまで物語を通しました。やったー。もう少し練ってから提出します。

2024/2/23(金)

無隣館。演劇を使ったコミュニケーション教育について聞きました。「主体的、対話的な姿勢を学ばせるためにコーディネートされた演劇」が、今の学校現場に導入されていますが、私は子供の頃にそうしたものに触れる機会がありませんでした。でも、部活というコーディネートされていない場で演劇を作るなかで、非効率に少しずつコミュニケーションを学んだのだろうと思います。私は今でも対話が下手ですが、こうして大人になるまで生き延び、曲がりなりにも会社員として働けているのは、演劇のお陰なのかもしれません。いやあ、しかし、教育に演劇が貢献することは分かりますが、自分が子供の時に教室でこれを受けなくてよかったと思ってしまいます。今より破壊的なコミュニケーションしかできなかったので、大恥をかいたり、フラストレーションを爆発させたりしただろうとしか思えません……

映画『バービー』をレンタルしました。既存のフィクショナルな枠組みにのっかって作られたシニカルな作品という、超好みのやつです。5分の1くらい観ました。続きが楽しみです。

締め

今週も日記を読んでいただきありがとうございました。来週もよろしくお願いします🐕

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