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中村佑子「サスペンデッド」

シアターコモンズ21 で公開されている、中村佑子さんの「サスペンデッド」。
会場ではAR映画とのことだったが、リモートで見た。
本当はARで見れたらもっと感じることがあったのかもしれないけれど、
リモートでも見てすごくすごくよかったと思ったのだった。
(ARで見てたら、言及されている宙吊りの感覚とか、不在感みたいなものがより迫ったのかもしれない)

映像で表現されている、
主人公の女の子の呼吸音や、光が美しく入る、けれどもある意味で閉じた家の空間よ。

「一つの心が壊れるのを止められるのなら、私が生きることは無駄ではない。
一つの命の痛みを軽くできるのなら、
一つの苦しみを沈められるのなら、
一羽の弱っているこまどりをもう一度巣に戻してやれるなら、私が生きることは無駄ではない。」(サスペンデッド映像内台詞)

このシーンで主人公の女の子に対して、そうだねとも思うし、どうしたって無駄な訳ないよと抱きしめてあげたいと思った。

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最近、見たり読んだりしたもののメモがポロポロと色んなところにあるので
やっぱりnoteに置いておこうかなと思って、とりあえずサスペンデッド。

#中村佑子


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