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映画・舞台感想

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内容が日記と混在しているものが多々。記事のタイトルに映画のタイトルがふくまれていないものも、多々。
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#大鶴佐助

「ボクの穴、彼の穴」初日

「ボクの穴、彼の穴」初日

9月17日、東京芸術劇場。

表現を求めにたくさんの人が集まる静かなパワーに溢れた場所。
広々と開放的な1階、少しレトロな椅子の具合がとても心地よい地下。秩序が保たれ凛としていて、でもこれから始まるものへの期待をみんなが持っている。

氷魚くんと佐助さんの舞台。
7月15日に発表されてから2ヵ月、大きな悲しみもあって、新しい楽しみを待って受け取ることが純粋に嬉しいだけでない思いも持ちながらの2ヵ月

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2020年9月21日 「ボクの穴、彼の穴」 5日目8公演目

2020年9月21日 「ボクの穴、彼の穴」 5日目8公演目

開幕から5日目、8公演目の9月21日の夜公演。
2回目の観劇に東京芸術劇場へ向かう。まだまだ時間は間に合うのに、少し早足になるようなはやる気持ちを抑えながら。

今日の席は下手の前列。こんなに前で舞台を鑑賞できるのは初めてというくらい。
前回観劇した初日は全席発売されておらず、1席ずつ間を空けて、それでも1階席はほぼ埋まっていたように見えたけれど、今日埋まっていたのは1階の前半分くらい、後ろの方や

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「ボクの穴、彼の穴」 観られた幸運に感謝して

「ボクの穴、彼の穴」 観られた幸運に感謝して

宮沢氷魚さんと大鶴佐助さんの二人芝居、「ボクの穴、彼の穴」が23日千秋楽を迎えた。
7日間全11公演、予定されていた全ての公演が予定通り幕を上げ上演された。それが当たり前ではなくなってしまった今、無事に千秋楽の日を迎えられたことが心から嬉しい。以前だったら、幕が上がることへの感謝とその与えられた時間の愛おしさ、今程感じることはなかっただろう。

あの広くて高さも奥行きもある空間を、様々な演出はあれ

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