跳ねたリズムを素早く作る。

だいたいね、コーディングなんて、手間をかけることをできるだけ避けるんですよね。この辺は数学の影響もあるのでしょうが、できるだけ労力をかけずに効果を得たいんです。そのため、私が前回書いたコードは全くダメなんでしょう。

ベースのノリをとっても、結局は1小節の音をどう分割するか、という考えをもった方がよいんでしょうね。そうだとすると、使える書き方がFoxDotにはあるんですよ。

a = var([0,4,5,3], 4)
b1 >> bass(a, dur=PDur(3,8))

これだけで、ベースが跳ねまわります。

上のvarというのは変数です。最初の四角かっこの中の数字は音階を表して、ルート、5度、6度、4度をベース音として鳴らします。次の4は、durationで、各音の長さを指示しています。ここでは1小節分、4分音符4っつ分の長さです。

次の行のdur=PDurが1小節の割り方を決めていて、PDurでは8分音符のdurを0.25とするのがデフォで、PDur(3,8)で、0.75.0.75、0.5と小節を3つの音に割ってくれます。この3の数字をいじくると、リズムのパターンを変えることができます。

1だと、ただの○全音符です。

2だと2分音符が2個、3だと、少し跳ねたシャッフルパターン。

4だといわゆる4つ打ちですね。5だとこれも跳ねたリズムの別バージョン。

6にすると、先にやった王道16ビートのやつになります。これが簡単ですね。7だと少し尻切れトンボのようなパターン。

それで8だと、エイトビートの8つ打ちです。

8の数字を16に変えるとさらに細かく小節のパターンを細かくすることができるようですね。こうやって研究していくのが王道かもしれぬ。

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