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佐野厄除け大師に厄除けに行った話

今回はホロライブは完全に無関係です。あしからず。

今日中に記事を書かないと24か月連続更新の記録が途絶えちゃいますよ!
ってnoteに言われたので何か書こうと思ったんですが特に思いつかないので、先日の日帰り旅行のことを少し書こうと思います。

行ったのは佐野。
首都圏だと年末年始に死ぬほどテレビCMで見る、佐野厄除け大師です。

そもそも行こうと思ったのは厄除けのため。
今年、2023年になってからよくないことが続いていて、特に厄年というわけでもないんですが、気分を切り替えるためにも厄払いをやってみるのもいいかもしれない、と思ったのでした。
いわば気休め。そういう気の持ちようって大事ですし、結果的には満足感でいっぱいなので行ってよかったと思っています。

佐野厄除け大師での厄除けのシステム、公式サイトや厄除けした人の旅行記なんかを見てもいまいちよく分からないことが多かったので、その記録を残すという意味でも流れを書いてみようと思います。
でも実際のところ、よくわからないまま行っても何の問題もありませんでしたけど。お金だけきちんと用意しておけば。

佐野厄除け大師。
自分は東武佐野線の佐野市駅から徒歩で移動しました。
実家の最寄り駅が東武線なので、舘林を経由してずっと東武線を使いました。

佐野市駅から厄除け大師までは概ね10分から15分程度。
全く知らない道ですし、途中まで歩道がなくて白線だけなので微妙に不安ですが、曲がるのは1回くらいなのでそこまで分かりづらくもありません。駅に案内板もあり、近隣のマップもあるので。マップは厄除け大師用というよりは、周辺のラーメン屋さんのマップでしたけど。

そう、ラーメン。
佐野といえば佐野ラーメンです。
せっかく佐野まで出かけるのだから食べたいと思っていたので、厄除け大師のすぐ目の前にある『大師庵』というお店に入りました。
そこでは、ラーメンのほかに佐野の名物とされている「いもフライ」もメニューにあったので、そちらも注文しました。
なお、63歳になる母親と一緒の旅行だったので2人分です。

いもフライ。1本170円
厄除けラーメン。お麩が良い。1050円

佐野市駅に到着したのは11時20分ごろ。
そこからゆっくり歩いてお店に到着したのは恐らく11時40分くらいです。
大抵のお店は11時とか11時半くらいからの開店かなと思っていたんですが、このお店は10時半にはオープンしていたらしく、お店の中には多くのお客さんがいました。
隣のテーブルでは、おじさんのグループがお酒を飲んでいました。正直とても羨ましかったものの、お参りすらしていないのでお酒は我慢です。

さて、食事を終えてようやく佐野厄除け大師です。
敷地内に入って最初に見えるのは、CMでもよく見る大きな鐘。
そしてゆるキャラの「さのまる」。可愛いですね。

鐘とさのまる

まずは本堂でご挨拶。お賽銭を入れて、お参りです。
その後、すぐ左手に厄除けの受付エリアがあります。
テーブルに置かれている申込用紙に、サンプルを参考にして住所や名前、誕生日を記載し、お願いしたい内容の選択をします。
厄除けと方位除けのほか、家内安全商売繁盛などなど、様々なお願い事の種類が選択できます。
自分は厄払いが目的でしたが、今年が方位除けの対象年だったらしいので、方位除けを選びました。
金額は何種類かありますが、自分が今回選んだのは一番お安い「5000円」のもの。
それでも立派なお札を貰えたので驚きました。

手順としては、申込用紙を記載して目の前にいる受付の人に見せて、内容を確認してもらったら、別の場所にある会計所に持っていき、お会計をします。
その後、お払い待ちの列に並びます。
自分のときは、お参りしている時点で既に本堂の中でお払いが執り行われていて、太鼓が鳴り響いていましたが、「今申し込んだらどれくらいの時間になりますか?」と尋ねたところ「もう太鼓が鳴っているのであと20分くらいで次の回として入場できますよ」と言われたので、参加することにしました。
さすがに1時間待たされるとかなったら躊躇しましたが、そういう意味では早くてよかった。
お正月とかすさまじく待つらしいですからね。

列に並んでいると、いずれ前の回のお祓いが終わって、自分たちの番になります。
本堂の横にある入り口から靴を脱いで上がることになるので、特に冬場は足元を温かくしておいたほうがいいかもしれません。そして夏だとしても、裸足はちょっとアレかもしれませんね。
建物に上がると、お札を授与してくれるカウンターがあります。
そこに受付で書いた申込用紙を渡すと、署名をしたところだけを切り取って、お札に差し込んで渡してくれます。そのとき袋も一緒にもらえるので助かります。
そして、そこでまた少し待機してから、会場の中に進みます。
1人ずつのエリアがテープで区切られた床に案内され、ある程度の人が収容されたら、お坊さんからのあいさつと説明があります。
マイクを使っての説明だったものの正直ちょっと聞き取りづらかったという印象です。とはいえ、実際にお経が終わって自分たちがアクションをするタイミングになったら、改めて説明してくれるのであまり心配する必要はありません。
お坊さんの説明の後、しばらく読経がおこなわれます。そのときはお札を手にして素直にお願い・お祈りをしましょう。
読経が終わったら、焚かれている護摩の前に行って、教えられた手順通りにお祓いをします。
お札を火にかざして時計回りに数度回して、てのひらを火に近づけてあたたまったところで自分の頭、体、足と触れていく。一緒に行った人がいれば、相手の背中などをさすってあげるのもよいようです。
それが終わると、出口側に移動します。そこではお守りなどの授与所がありますので、必要なものを頂くとよいでしょう。
なおお守りは本堂の外にももちろんおかれているので、そちらで頂いてもいいと思います。

そうしてすべてが終わったら本堂から降りて、終了です。
靴を脱いで上がってから、靴を履いて出てくるまで、ざっと30分程度だと思います。
そんなに時間がかかるものでもなかったので、少し安堵しました。

その後、本堂を出て左手に『東照宮』があり、そこにおみくじが置いてあるので、それを引いてきました。1回300円です。

ちなみにおみくじは、今年の1月に浅草寺で引いたときにまさかの「凶」を頂いてしまい、それもまた厄払いをしたいと思った理由の一つだったんですが、今回引いたら「吉」になりました。
しかも、内容として「苦難を脱してようやく運が向いてきた」といったようなことが書かれていました。まさに今の自分。
お祓いしていた時も心の中で「自分も全力で頑張るのでどうか今後のご加護を」と願っていたので、その回答を頂けたという気持ちになって、もはや感無量でした。
こんな偶然ある? と思いましたけど、これも偶然ではなくある種の導きだと思えば前向きになれるというものです。
特に仏教徒ではありませんが……。

そんなわけで、すがすがしい気分になって帰路につきました。
帰りは行きとは別の道を通って、佐野駅に。
周辺に喫茶店などないか探しながら歩きましたがついぞ見つけることができず、駅に併設されている待合所みたいなところでコンビニコーヒーで一息つくくらいしかできませんでした。
帰りは舘林と久喜で乗り換え。でも同じ東武線なので乗り換えといっても向かいのホームだったりするので、面倒ではありませんでした。

そうやって帰宅したわけですが、今年はよく知らず行ってたまたま方位除けの年だったものの、来年はついに前厄に突入します。
それにお札も頂いてしまったので、こればかりはやはり佐野まで行ってお返ししてお焚き上げしてもらう必要があるでしょう。
さすがに1月に行こうと思うとすさまじく混雑していそうなので、行くとしても来年も同じ時期でしょうが、とりあえず来年も行かなければと心に誓ったのでした。

冒頭にも書きましたけど、何事も気の持ちようです。
前向きな気持ちでいればいいことが起きますし、ちょっとした悪いこともあまり気になりません。逆に後ろ向きな気持ちだと、どうしてもいやなことが連続で発生しがちです。少なくともそんなふうに受け取りがちです。
そういう意味で、自分の気分を切り替えてリセット、リスタートするという気概のために、厄払いをするのは効果的だなと思いました。
まあ、おみくじも含めて自分にとっていい結果が出たからそう思っているだけなのかもしれないですけど。

今年一年、頑張ろうと思います。

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