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日本語指導を要する子の筆順(2)

筆順通りに書くと「字形が整う」良さがあります。
しかし筆順は絶対的なものではなく、本人が書きやすいのであれば
それで良いと私は思います。

では、なぜ私が書き順を重要視するようなドリルを作っているのかと言うと
「どこから書いたら良いのかな?」と毎回迷う時間がもったいないから。
自己流の子は、毎回書き出しが違うので字形を明確に覚えていなかったり
思い出すのに時間がかかったりしていました。
ゼロビギナーなら、字形と一緒に書き順も覚えてしまった方が効率的です。

ひらがなを書くときのポイント

・左から右に書く
・上から下に書く
・流れにのって書く

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ひらがなの定着に課題があると感じた子に
100均の砂鉄ボードを使いひらがなの流れを見せると
納得してその後の定着ははやかった記憶があります。
ボードに書いて消す作業そのものも楽しかったようで
何度も繰り返し書く良い練習にもなりました。 
今はデジタルツールでも楽しく何度も練習できる時代になり
とても便利です。
これから手書き自体どんどん減っていくのかも知れません。

ただ、手書きが脳に与える良い影響についての記事を目にする度
子どもが手書きをすることは、とても大切なことだと考えさせられます。

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