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【2023 WS6 DAY4】

【2023 WS6 DAY4(2023/11/1)】

テーマ:仮説検証、プロトタイピング、インタビューの設計
場所:i.schoolスタジオ

 WS6のゴールは前回のWS5で各グループが作成した未来で必要となるであろう本格事業をもとにプロトタイプ事業の作成です。私たちのグループでは脱炭素を目指す社会の中で、消費者1人1人が普段の生活の選択において脱炭素に貢献するか否かを一つの基準とすることを目指して事業案作成を行っています。
 前回まではレシートにその製品の一連の生産にかかったCO2排出量を印字するという事業を考えていました。しかしこの製品のサプライチェーンを細かい部分まで追うことはとても難しく、事業の実現性がかなり低くなっていました。
 そこで前回までの反省を生かしてまず「何をどこまで私たちの手でできるのか」を考えました。そこで、サプライチェーン全体でなくとも、どの程度の範囲であればCO2排出量の計算が限実的であるのかを調査し、実際におこなわれている事業事例や、公的機関等が出す計算方法を調査しました。また、カーボンオフセット(人間の活動によって排出される二酸化炭素を別の活動によって吸収、削減することで埋め合わせる考え方)の考え方を利用した事業ができないかとアイデアを巡らせました。
 脱炭素という大きなやりたいことはあるものの、その中でできることは何か、またニーズがあるものは何かを考えることは難しかったですが、チームでの協議することで様々な可能性を見出すことができ、とても有意義な議論になりました。
 私たちのグループは他班に比べてプロトタイプ事業、本事業双方の構築に時間がかかっており、急ぐ必要がありますが、無駄に焦ることなく着実に進めていけたらと考えています。

2023年度 i.school通年生
東京理科大学創域理工学部社会基盤工学科
千葉なつき

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