ISAPH NPO法人

ISAPH(アイサップ)は開発途上国での保健医療協力を実施するNPO団体です。 一人ひとりが自分の健康を「自分の問題」として理解し、自らを守っていけるように、人と地域を育てることを目指して活動しています。

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最近の記事

【インタビュー企画vol.8】JICAマラウイ事務所企画調整員/青木道裕さん

自己紹介をお願いいたします。  青木道裕です。現在はJICAマラウイ事務所で農業の企画調査員として働いています。大学では国際文化学を専攻し、主に英語や文化人類学など国際文化について学びました。もともと高校時代から海外に興味があり、英語が自由に話せたらかっこいいなといった様な海外に対するおしゃれなイメージ(憧れ)を若い時から持っていたのですが、特に初めから開発途上国への支援を志していたわけではありません。  大学時代にインドネシアでのボランティア活動に参加することになり、その

    • 【インタビュー企画vol.7】マラウイ事務所/プロジェクト調整員・萩原愛美さん

      自己紹介をお願いします。 萩原愛美です。ISAPHは5月に入職して4ヶ月、マラウイにきて3ヶ月が経ちます。職種は看護師・保健師です。出身は北海道の室蘭という小さな港町で育ちました。故郷はとても大好きです。小学校低学年の時に親の都合でタイのバンコクに住んでいて、大学は札幌の大学、看護学部で、その後成田赤十字病院で働いていました。 看護師を目指したきっかけはなんですか? 人の幸せには健康が根底にあると考えているからです。 マズローの欲求階層にも示されているように全部の欲求の

      • 【インタビュー企画vol.6】マラウイ事務所長・山本作真さん

        自己紹介をお願いします。 山本作真です。神奈川県に生まれ、父親は機械のエンジニア・母がピアノ教室をやっている家庭で育ちました。基本的に機械や電気が好きだったので、子ども時代は物理・工学系に進むものと思っていました。ピアノは4歳からやらされて、何かを押し付けられることが嫌いになりました。ところが、力学から始まったのがいけないと思うんですけど、あのベクトル線引くのとか、高校の物理が全然面白いと感じませんでした。電磁気学から始めれば人生変わったかもと思ったりもします。一方で、生物

        • 【インタビュー企画vol.5】管理栄養士・浜中咲子さん

          自己紹介をお願いします 浜中咲子です。プロジェクト調整員としてISAPHで4年間勤めていましたが、今はJICAに出向しております。元々私は、大学卒業した後に、病院で管理栄養士として働いていました。幼い頃は、国際開発に進みたいというより、中学校の時は「飲食店を開きたい」と思っていたんです。具体的には、多国籍料理を出すお店で、1年の半分はお店で働いて、半分は海外に行って色んな食事のことを勉強する旅に出たいとぼんやりと考えていました。お店を開きたいと思ったきっかけとしては、両親が

          【トマトVS醤油】マラウイの食生活のリアル

          はじめまして、ISAPHインターンの石川瑠菜です。 私は8月末にマラウイに到着し、3週間ほどが経ちました。今日は、インターン日記として「マラウイの食事」に着目しながら、私たちの生活について皆さんにシェアしていこうと思います。食事のお話をする前に、マラウイに初めて着いた時に、正直かなり田舎だなと感じました。 というのも、マラウイに来る前に、1ヶ月間かけて東アフリカの周辺国を回遊していたので、他国と比較をしても首都リロングウェのビルの少なさや道のボコボコ加減に驚きました。とは

          【トマトVS醤油】マラウイの食生活のリアル

          【インタビューvol.4】ラオス事務所看護管理専門家 三浦夕季さん

          自己紹介をお願いいたします。 2024年5月より看護管理専門家としてISAPHラオス事務所に着任しました、三浦夕季と申します。国際協力を志したきっかけは、小学校のときに国境なき医師団のドキュメンタリー番組を見たときに医療格差や同じ人間なのに生まれた場所が違うだけでどうしてこんなに違うのだろうかということに違和感を抱きました。私自身、裕福とは言えない家庭で育ったのですが、それでも病院には行けたり、食べるものはあるという環境だったんですね。そんな中で、他の国ではそれさえもままな

          【インタビューvol.4】ラオス事務所看護管理専門家 三浦夕季さん

          【インタビュー企画vol.3】ラオス事務所プロジェクトマネージャー石塚貴章さん

          自己紹介をお願いします。 中・高校生時代、私は住民の安心・安全な暮らしを守りたいという想いから警察官になることを志していました。学生時代には剣道をやっていて、るろうに剣心の主人公に強い憧れを持っていました。大学への進学は、数学・物理が好きだったことと警察官になるためには学部選択に大きな影響はないことから、工学部に進学しました。20歳を迎えた頃に警察官になるための試験勉強を始めました。警察官になることが現実的になるにつれ、仕事の具体的な姿をイメージします。業務の中には、死を扱

          【インタビュー企画vol.3】ラオス事務所プロジェクトマネージャー石塚貴章さん

          【インタビュー企画vol.2】安東久雄さん

          紆余曲折しながらも、「健康格差を無くしたい」という学生時代から抱いていた強い思いを胸に行動されてきた東京事務所事務局長安東さん。今までの軌跡をお伺いしました。 自己紹介をお願いします。 ISAPHの事務局次長をしている安東久雄です。国際協力を志したのは、中学のときに社会の授業で難民キャンプでハゲタカに狙われてる1人の少女の写真を見たことがきっかけです。その写真を見たときに、生まれた場所や時代が違うだけで命の格差があることに衝撃を受けました。 自分が住んでいる日本といわゆる

          【インタビュー企画vol.2】安東久雄さん

          【インタビュー企画vol.1】東京事務局長佐藤優さん

          佐藤さんのキャリア・職歴について教えてください。 はじめまして、佐藤優といいます。職としては看護師、保健師といった医療従事者になります。勉強が嫌いな子供だったので、中学を卒業するときに高校行きたくなくて、高校に行きなさいと親に言われ、公立の工業高校に行ってたんです。でも、3ヶ月ぐらいで嫌で辞めて、それから土木建築で働いていました。 建築現場で働かれていたんですね!そこから国際協力の一歩踏み出したきっかけは何でしたか? そこまでが結構長いんです。笑 小学校のときに、今でい

          【インタビュー企画vol.1】東京事務局長佐藤優さん