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台風による建物への影響は⁉️



どーも。9月になりましたね。
たまには、本業の話もしようかなと^_^

台風時期になると、私のところによく来る話が『雨漏り』の話です。


建築のリフォームをしてるので、この時期は特に多いです。普通の雨では漏水しないのに、台風だと漏水する。さて、これは何故でしょうか😊
答えは、【風】が絡んでるからです。


建物は、最低限上からの雨には漏水しないように、ちゃんと検査を受けて建ております。なので、漏水はしません。しかし強風の時は、『雨の向き』が変わります。真横から雨が当たったり、下から噴き上げたりします。そこまで想定した防水をしてませんので、この時期は漏水の話が多いのです。
換気扇のフードからも雨が侵入しますし、小さな穴からも侵入します。窓の隙間からも雨が入ってきます。どこから侵入してるのか分かれば対応が出来ますが、不明の場合は大変です。いろいろと調べないといけませんからね😓
屋上のドレンやバルコニーのドレンが枯葉などで詰まってると、これも漏水の原因になり、【オーバーフロー現象】と言います。


また、漏電も増えます。外部についてる照明の配線やコンセントに雨が入り、ブレーカーが落ちます。この場合、漏電してる箇所を見つけない限り、ブレーカーを上げることが出来ません。


このように台風の雨は、結構建物に影響を与えます。雨戸やシャッターがついてる建物は、なるべく閉めた方がより漏水対策になります。外部配線やコンセントのチェックや屋上、バルコニーのドレンの掃除もしておきましょう^_^

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