エア・ストライク : 俺の映画鑑賞記録

エア・ストライク
2018年
シャオ・フォン監督

[8月は戦争関連映画を観る!月間]

1941年の日中戦争で日本軍が中国に対して行った重慶爆撃を題材に描かれた中国映画を鑑賞しました。

重慶爆撃の名前と日本軍が行った一般民衆を含めた無差別都市爆撃であった事を知りました。
同様の例は1937年にナチス・ドイツが行ったスペイン・ゲルニカ爆撃が挙げられるとの事。

重慶爆撃について少し調べてみたところ、以下の様な記述に辿り着きました。
「日本人は、東京大空襲や広島・長崎への原爆投下、沖縄戦といった自らが受けた被害の記憶を忘れない一方で、中国に対して日本軍が行った紛れもない加害行為であった重慶爆撃や南京虐殺という歴史的事実をほとんど顧みない現状がある。」『重慶爆撃における日本軍爆撃戦術転換の要因』2019年3月 平和文化研究より

ここにある様に、私自身も顧みない人の1人でした。
被害も加害もあった戦争に関して、あまりにも無関心で自らの人生の事だけを考えていた事と向き合い始めるきっかけになった事として、良い映画鑑賞だと感じました。

映画自体は流行りに乗った作りで、「派手な戦闘シーン」「奇跡的な着陸」「美女との恋愛シーン」などは鑑賞時に冷静さを保たせてくれました。
英語音声・日本語字幕作られているので、この作品は中国語で日本語字幕で鑑賞したいなぁ。

#俺の映画鑑賞記録

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