南京!南京! : 俺の映画鑑賞記録

南京!南京!
2009年
ルー・チューアン監督

[8月は戦争関連映画を観る!月間]

1937年12月に日本軍が中国の首都南京を陥落させた後に行った捕虜への虐殺、南京城内外での一般市民への暴行虐殺強姦行為などが行われた日本側は南京事件、中国側は南京大虐殺と呼ぶ事実をテーマに描いた作品でした。

映画鑑賞をきっかけに南京大虐殺と呼ばれる南京侵攻について調べてみたところ、南京に駐留していた蒋介石の国民党政府軍は首都南京を放棄して、陥落前日には防衛司令官までれ逃亡していた。

日本軍の香港侵攻時には、事前にイギリスの駐留軍が事前に逃げ、ポツダム宣言前には満州から関東軍が先に逃げる。
軍隊が人を守る。なんていうのは税金を投入して軍備を整える為の建前であって、国民や人を守るなんて事を主な目的とした組織では無い事は、歴史上明らかな事なのだと思う。

この映画はサトウ・ハチロー作詞の『二人は若い』が挿入歌として使われた事に関する著作権問題などがあり、日本での上映は2012年8月に中野で1日だけ上映されたと言う。
当時を知る人の記述によれば、警察や機動隊が周囲に配備されたとの事から、余程上映して欲しくない映画だったのだろうと考察します。

サブスクで鑑賞しましたが、観て良かったと感じる映画でした。

#俺の映画鑑賞記録

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