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Isao Cato ブラジル滞在記 2020

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南米の大都市、サンパウロの今のサンバ、今のブラジルをお届けしています。2016年から続けている現地のサンバチームに打楽器奏者として、サンパウロのカーニバル (Carnaval d…
このマガジンではブラジルの今、サンバチームの内側からしか見ることの出来ない部分を動画や写真と共にお…
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記事一覧

歴史的建造物 コパン の暮らし (Edifício Copan)

 サンパウロの音楽大学ソウザ・リマの打楽器科に通っていた時、最後に借りた部屋がこのコパンでした。  今回の滞在でもどうしてもここを拠点にサンバチームへの参加や、文化研究をしたくてここの部屋を借りました。  偶然にも学生の時に住んでいた居住区と同じブロック。素敵な巡り合わせに幸せを感じました。  ブラジルを代表する建築家 オスカー・ニーマイヤ 設計(wikiでは彼の事務所が手がけたと紹介されています。)の建物で、曲線を用いた事が特徴の建造物です。  このコパン、空港のカフ

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全員で歌うサンバ "障がい者グループ アーラ・ソシアゥのエンサイオ"

 参加させていただく事になった、障がい者と介助者で構成されているグループ "アーラ・ソシアゥ(Ala Social)" のエンサイオと呼ばれるサンバ練習が月に二回、週末の午前中に行われています。  私がこのグループに参加する事になったきっかけはこの記事をご覧だくさい。  一般的な打楽器隊のエンサイオや、全体でのエンサイオは一般的に夜に行われています。エンサイオについてはこちら。  アーラ・ソシアゥのエンサイオについて今回の記事で紹介します。

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この奥にサンバ。

 サンパウロ市の東部 シダージ・リーデル (Cidade Líder)の公共施設の大部屋の一室でサンバが行われていました。付近のバス停に降り立つとサンバの打楽器音 バトゥカーダ が聞こえてきました。音と地元住民に助けられて到着したのがこの門です。この門を入ると、この記事のカバー写真にある坂があります。  リーデルの打楽器隊には2018年から参加。その年に4部リーグで優勝してから、毎年順位を上げて、今や3部リーグで人気のあるチームの一つになっています。  このチームの名

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本拠地で行うサンバ

 エスコーラ・ジ・サンバと呼ばれるサンバチームの殆どは”クァドラ(Quadra)”や"Seje(セージ)"という「本拠地」で様々なイベントを開催しています。今回はサンバチームの"ホーザス・ジ・オウロ (Rosas de Ouro)"のエンサイオ・ジェラウ (Ensaio  Geral)と呼ばれるイベントを紹介します!  エンサイオは、基本的にカーニバルパレードで演舞する内容に沿ってプログラムされています。エンサイオをGoogleで翻訳すると「リハーサル」と出てきます。  

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"逸品"を作る職人 ルイス・ポエイラの楽器

 友人のルイス。彼と出会ったのは2015年。当時彼は一人で楽器を作り、一人で販売もしていた。  去年連絡を取った時には水害によって全ての楽器が水に浸ってしまったと言っていた。手伝いを申し出たけれども、私に出来ることは何も無かった。  改めて今年(2020年)、彼に連絡を取ると、お店/工房を移転したと言う。  お店に到着したら以前と変わらない笑顔でルイスは出迎えてくれた。  彼の楽器はとても私の語彙力では言い表せない素晴らしい"雰囲気"を帯びており、その音も何申し分ない。2

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カーニバル前に無料で観覧できる"サンバ・パレード"

 ブラジルのカーニバル時期に開催されるサンバ・パレード。サンボードロモと呼ばれる縦長の会場で開催され、著名な場所はサンパウロとリオ・デ・ジャネイロの二箇所があります。  ブラジルのWikipediaによると、サンボードロモは17個ブラジル国内にあるそうです。いつか全部行ってみたいな。(可能であれば演奏しに行きたい。)  前回の記事『カーニバルの裏舞台。予行演習"エンサイオ・テクニコ"』では、演者としての目線で紹介しました。  今回はエンサイオ・テクニコを観覧するという目線で

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カーニバルの裏舞台。予行演習"エンサイオ・テクニコ"

 カーニバル時期に、サンボードロモでパレードするサンバチーム、エスコーラ・ジ・サンバ(Escola de Samba)は同会場で実際のパレードコースを使った予行演習・模擬本番の要素がある"エンサイオ・テクニコ"を本番前に数回行います。  サンボードロモの見取り図。画像下側から入場して、上側へとパレードをします。  今回の記事ではその流れを追って紹介したいと思います。 エンサイオ・テクニコに関しては以前に投稿した『"今"しかないサンバ』も合わせてお読みください。  テクニ

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1月25日はサンパウロの誕生日

 2020年の誕生日はちょうど週末の土曜日。サンパウロの目抜き通り、アベニーダ・パウリスタへと行ってきました。

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”今”しかないサンバ

 2020年のカーニバルパレードが日に日に近づいてきている今日。 各チームはパレードが行われるサンボードロモ(Sambódormo)でエンサイオ・テクニコ(Ensaio Técnico)と呼ばれる模擬練習に取り組み始めます。  本番会場では本番で使われる音響車も用意されて、各踊りの部隊も日々磨いてきた演舞を会場で確認しながら披露します。カバー写真は本番会場とその手前に並べられたチームの打楽器、スルド(Surdo)です。  この写真はサンボードロモのパレードコースの入り口。

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ブラジルでフェイジョアーダを食べる事。

  サンパウロに到着して初めに食べたのがエスタダォン ・バー&ランシェズのフェイジョアーダでした。  カバー写真はフェイジョアーダにかけるピミエンタと呼ばれる辛い油。今回お店に行ったのが朝早い時間だったので、お昼の混み合う時間に向けて準備をされていたところを撮影させていただきました。

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Sambaとは歌う事。

 大げさなタイトルから入りましたが、お付き合いください。 ある週末の昼下がりに散歩していたら、ブラジルのサンパウロ、旧市街の飲食店のオープンスペースで行われていたサンバの生演奏を目の当たりにする事が出来ました。

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路上アサイチでの買い物

 今回はフェイラ・ジ・フア(Feira de Rua)と呼ばれる路上朝市のお話です。  車歩道として使われている一般道でフェイラは開催されています。決められた曜日、時間、道の範囲で週に1, 2回ほど朝市は開かれ、サンパウロの至る所で見る事が出来ます。  今回は朝一でフェイラに向かい買い物をしてきました。訪れた時間は朝七時過ぎ。到着時はまだまだ準備中のお店が多かったのですが、市をひと眺めした頃には大体準備が整っていました。  まだまだ買い物客はまばらで、夜通し遊んだ人たちや、お

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私のサンバが始まった場所

 今年もここに来ることができました。私のサンバが始まった場所。モーホ ダ カザ ヴェルジ(Morro da Casa Verde)の本拠地です。  2016年のカーニバル時期にサンバできる場所を探し回り、当時の打楽器隊の総責任者 (Mestre da Bateria)をしていたクレメン (Klemen Gioz)が招き入れてくれた事から始まったサンバ。彼は今、別のチームでMestreとして活躍していて、私自身も彼のチームの打楽器隊にも所属しています。  さて、この記事のカバ

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