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エッセイ集 『仔牛の涙』より 「親父になって、「父の命日」に思う。」

エッセイ集 『仔牛の涙』より 「親父になって、「父の命日」に思う。」

                                                  2021-10-3
著:夢 明日香

こんにちは。

今日は
「父の命日」
今の僕の年に他界

31年の時の流れを思い
色々な相談をしたかった
色々な話しをしたかった

今は
息子と同じような関係だ

仕事で東京から広島に戻って来た彼
離婚や母親の再婚で苦労したと思う
小学生1年生から高校3年生まで
一日とも学校を休まなかた

2か月に一回は一緒にドライブ
旅行も企画してくれる

車中、屈託の無い話しで会話は弾む
友達みたいに…

旅館では
二人で一緒に風呂に入ると
口の悪い君は
身体が悪い僕を
優しく気遣ってくれる

母とは
20年話しが出来た
10年は介護のお世話になり
思うような自分ではなかった

でも
生きていてくれて
嬉しかった

息子は
「一日も長く寿命を伸ばして楽しもうと」
言ってくれる

ありがたい。
悪い背中を見せてきた僕
此れからは僕の生き様を見てもらうと
精一杯生きてやろうと…思う

今日は
良い天気で良かったなぁ。



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