シネマと死

死とはその人間の中で連続していた時間が途切れる瞬間のことであり、それはその人間のストーリーの終幕を表している、よって儚く、死によって大成される美というものが、僕はあると思っている。言い換えれば、死によって終わりを迎える、映画のような進行体が人生である。映画の全体像は俯瞰されてこそ、理解できるものであり、その美しさは、終わることで、完成される

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