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小手の匂いガツン 鉤爪で鼻をほじくる

朝7時。サイエンスキッズ。

子供たちの質問に答える。
「なんで爪があるのか?」
「飛行機はなぜ飛ぶのか?」
「なぜ虹はできるのか?」
「なぜ、ガソリンの値段があがっているのか?」

すごく良い質問。
ほとんどの動物は鉤爪、霊長類は平爪。なぜ、平爪になったのか?を進化の立場から説明する。アイアイは霊長類なのに鉤爪をもつ。平爪のサルが進化して、ふたたび鉤爪を手に入れる。
人間が鉤爪だったら?と想像してもらう。
ネールサロンは大変だし。鼻をほじったら、切れちゃうし。物をもったら、自分の爪が手に刺さって血がでちゃう。

石油の問題はOPECという言葉をださずに、需要と供給の問題を話す。
いま、世界最大の産油国はアメリカになっている。今回のテーマをまとめていて、学ぶ。
技術革命が起き、最大の産油国になったらしい。子どもに教えると、自分も学べる。そういえば、池上彰さんが、そんなこと言ってた気がする。


朝のルーティンワーク。筋トレ、ストレッチ、マインドフルネス、ノニジュース。

昨日はフットサル。体がキシキシしてる。

個人フットサルはカテゴリー分けされていて、和気藹々とソーシャルなら感じのものから、ガツガツと競技者向けのものまである。
ケガ防止のため、近くからのパワフルシュートは禁止されている。昨日はガツガツカテゴリーを2時間。その後、フレンドリーカテゴリーを90分。
活動計をみると25000歩。水も1.5リットル消費。施設にシャワーはなく、真新しい綿のTシャツに着替えて、電車で帰る。匂いが気になる。人に近づかないようにしないと。

体臭は遺伝に左右される。自分の体臭タイプは耳アカで大体わかる。
カサカサタイプは、アポクリン腺の分泌が弱く、脂ぽい汗をかかない。ベタベタタイプは脂ぎった汗をかき、雑菌の良い住処となる。またフェロモンのような、なにかミステリーな物質を拡散させる。

世界的にみてマジョリティはベタベタタイプ。数万年前、アジアのモンゴルあたりで、突然変異が生じた。たぶん、ひとりのカサカサ耳アカの男(もしくは女)が生まれ、東アジア全体に広がった。日本には中国、朝鮮のルートでやってきた。

縄文系の遺伝子はベタベタタイプで、弥生形はカサカサタイプ。東北や沖縄ではベタベタタイプが多く、西日本ではカサカサタイプが多い。

福岡生まれの僕はカサカサ。アポクリン腺の匂いという意味では微香人間。

ちなみに、汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺があり、スポーツして汗がでるのはエクリン腺。この汗の匂いは、さほど不快ではないが、雑菌が増えた時に、ウエッとなる。

遺伝と関係なく、加齢臭は増してくる。

「こんなに人がいるのに、加齢臭がしないのは若い証拠ですね」と、300人規模の集会で言われたことがある。

代謝を高める自然ジュースは、そちら方向にも良いらしい。もしくは、オートミールソープは加齢臭をとる製品なので、そのおかげかもしれない。

加齢臭の原因は脂質の中途半端な酸化。動物性の脂をとると増えるし、酸化を阻害する生活習慣(運動不足、喫煙、乱れた食事)があると増える。加齢も不健康な生活も酸化能力を衰えさせる。

海外に比べ、日本では加齢臭が話題になることが多い。社会性が強く、パブリックスペースが狭い。それに「年齢差別」の文化もある。

ノネナールという物質は加齢臭のひとつだ。と、報告したのも日本の研究者だ(実際はベンゾチアゾール、ジメチルスルスルホン、サルチル酸ヘクシルなどの複合体)

良い匂いか?不快な匂いか?を決めるのは脳である。多分、おじいちゃん、おばあちゃんに育てられた人は、加齢臭を不快には思わない。懐かしい匂いと認知するはずである。

うちのおばあちゃんからはキュウリともスイカともいえない加齢臭がしていた。ぜんぜん、不快な匂いではない。
でも、これからの社会は、祖父母との接点は薄くなるのだから、加齢臭はもっと悪者扱いされるのだろう。と、思う。

匂いは脳に作用する。懐かしい香りは、使っていない分野を刺激する、個人的に、懐かしい匂いは、「小手」だ。10年以上剣道をやっていたので、あの酸っぱい匂いをかぐと、脳にがつんとくる。香りを想像するだけでも少し若返る気がするので、本当に嗅ぐと(残念ながら、手元に来てはないが)脳は若返るのでしょう。僕が老衰で死にそうになったとき、小手の香りを嗅がせてもらえば、15時間位は延命する気がする。

お昼は、妻が親子丼を作ってくれた。
白身と黄身を別々にするのがコツなんだとおしえてくれる。お肉は炭火で焼くのがコツなんだ。と、お土産の炭火地鶏。

掃除して、明日からの仕事のタスクリストをまとめる。

新しいことにチャレンジ。Swiftプログラムを30分ほど学ぶ。C言語をもとにしたもので、そんなに難しくない。チュートリアルも充実してるし、3ヶ月もやればものにできそう。

娘のエアコンが壊れたという。調べると、確かに冷房が効かない。いろいろとやってみるんだけど。ガスが抜けたのかなぁ。
そういえば山中さんがノーベル賞の連絡を受けた時、自宅で洗濯機を修理していた。って聞いた。
一流の科学者は電化製品を直せるのだ。そして、僕はあきらめ、途方に暮れ、ヤマダ電機に連絡する。山中さんにはなれなかった。

本屋で「超訳 ニーチェの言葉」を買う。「ツァラストゥストラーー」を読んでいるんだけど、うまく本の中に入れない。わかりやすく訳してくれた本で、準備運動をしよう。

このシリーズは、ニーチェだけでなく、カーネギー、ブッダ、ヘッセ、アインシュタイン、ベーコン、イエス、ガンディーと展開している。なかでも、ニーチェは一番の人気なのらしい。



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