【日本一周】 13日目 新潟県 『今代司酒造』 『清津峡渓谷トンネル』 『長岡まつり大花火大会』
2023/08/02
こんにちは、伊左衛門です。今日は13日目で新潟県を訪れました。今日もいい天気で最高ですね。
まず初めに『今代司酒造』にいきました。日本酒が有名な新潟県で、その製造過程が見学できる場所です。
続いて訪れたのは『清津峡渓谷トンネル(1,000円)』で、ここは福井県でお世話になった女将さんがお勧めしていた場所です。露店が立ち並ぶ商店街に水の滴るラムネ瓶があり、猛暑の中にこれでもかと煌めいていました。
そして本日の、いやこのたびのメインと言ってもいい『長岡まつり大花火大会』に向かいます。日本一の花火大会で忘れられない夏の思い出となりました。これほど壮大な花火を見れる時代に生まれたこと、このタイミングで来れたこと全てに感謝します。絶景のスポットを目指して右往左往、山を駆け谷を駆けた場所取り合戦。
そしてここで話しかけた方と運命的な引き寄せを見せます。花火が始まるまでの時間暇だったので、隣に1人でいた男性に話しかけました。すると、彼も私と同じく日本一周をしているとのことで驚きます。長年働いていた仕事を辞め自営業でお店を開く前に、日本を回りたかったそうです。こんなことがあるのかと思い、出会いの素晴らしさに心躍りました。一緒に花火を見て、3時間ほど語り合って別れました。インスタを交換して、一緒に写真も撮りました。人生は最高なのだと思った。
幾重にも重なった花火が絶え間なく続き、時間感覚を失わされるそれに心すら奪われる。花火が咲き誇った後のような余韻が私の心情をそのまま表し、闇の中に咲く花は美しく、夏の合唱団がラップタイムを埋める。花火が終わり車へ戻る道中、イヤホンから流れる音楽がどうも色を帯びていて泣きそうになる。こんなに幸せでいいのだろうか。この旅は何か大きなものを与えてくれる気がする。忘れようにも忘れられない。掠れる記憶すらも美しい、そんな一夏の儚い思い出。
これにて13日目は終わりです。『君の名は』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を見終わった後のような喪失感を感じ、フィクションかと思う体験に脳の処理が戸惑う。出会いと別れこそが人生でそれこそが生きる意味なのだと強く思った一日だった。ではまた。
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