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【大原】法人税申告実務 講座レビュー

会社で税法知識が必要に駆られ、資格の大原が開講している法人税申告実務コースを受講しました。

開講コース内容(TACとの比較)

今回、大原にて受講したコースはこちらになります。(2024年度版)

税務実務講座 法人税法の コース内容
9月から開講のものがあるので注意

ここで、大原の最大のライバル校である、資格の学校TACの開講コースについても一部紹介します。

コース・料金(税法実務:入門・申告書作成)
青色は入門、橙色はスキルアップと、講座のレベルで括りが分かれている

大原、TACどちらもWeb通信形式の料金です。なお、どちらもFP継続教育単位を取得することができます。

大原の法人税コースは全部で4コースであるのに対し、TACは入門コースで3コース、スキルアップコースで実に21コースも開講しています。

また、TACは法人税と地方税がコースで分かれているのに対し、大原は法人税のコースに内包しています。
「法人税を体系的に学びたい」のであれば、大原なら4コース全てを、TACなら青色の入門3コースを受講するするのが良いでしょう。

「大原とTAC、ぶっちゃけどっちが良い?」と言われたら、事業会社の経理マンなら大原会計事務所で働くプロフェッショナル志望ならTACと答えます。

大原は全て受講しても4コース(22コマ)と、コンパクトにまとまっていて広く浅く学ぶことができ、それ以上の知識は上場企業の税務部門でもなければ不必要と思われるからです。

対してTACは入門コースの他、スキルアップコースが用意されており、別表4と別表5の詳細、グループ通算、税制改正のポイントなど、税の専門家を目指すなら是非とも受講しておきたい講座が用意されていると言えるでしょう。

受講レビュー

今回自費で受講しましたが、内容としては大満足でした。特に知りたかった、固定資産や減価償却、交際費、寄附金辺りの論点がしっかり学べたので、他の方にも充分にお勧めできるものでした。
もし私が将来、経理部長になったとしたら、新入経理部員には是非とも会社にお金を出して貰って、受けさせたいですね。

強いて言えば、「申告実務Ⅲ」は私には不要だったかな…と感じました。がっつり勉強したかった税効果会計は、このコースでは申告書への影響について学ぶにとどめ、会計上の計算については軽く触れる程度だったのが残念です。

「法人税法の体系を学ぶコース」は、法人税の代表的な論点について考え方と計算方法をさらっと学習し、「申告実務Ⅰ・Ⅱ」で深堀り + 申告書の書き方を学ぶといった内容です。
「申告実務コース」は、計算方法の学習が6割、申告書の書き方が4割という感じでした。

「申告実務Ⅱ」では、資本的支出・修繕費や貸倒引当金、受取配当金、所得税額控除、青色欠損金、外形標準課税といった、「実務でやるならここまで」と言える論点を学ぶことができるので、是非ともここまで受講すべきでしょう。

「申告実務Ⅲ」は、特別償却、収用等、グループ法人税制、借地権、修正申告の方法といった学習内容です。もちろん、知っていて損はない内容ですが、申告を顧問税理士さんに任せてる会社であれば、やはりオーバースペック感は否めないという感想です。

なお、各コースには確認テストがあり、「申告実務Ⅱ・Ⅲ」には申告書記入一連の問題が付属しています。

申告書記入答練用紙(大原)

カリキュラム一覧

最後に、学習内容詳細について紹介します。

次は消費税を勉強しないとなぁ…。

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