¥¥いくら貰えますか?ー助成金編②ー
前回は助成金の受給条件についてお話しました。
①前回のおさらい
②実際いくらぐらい貰えるの?
受給平均の実態
という2点について書いていきます。
前回は受給条件について書きました。
受給条件を簡単に言えば、
1人以上、従業員を抱えていて、
雇用保険、社会保険を活用している企業さんで、
法律違反がない法人
であれば、
どなたでも受給できる可能性があります。
ハードルは世間が思うほど高くない、
でも申請書類など、手間がめんどくさい、
そんな現状から活用率が20%程度にどまっています。
せっかく御国が準備してくれている制度、
もっと活用して、安心材料を増やしましょう!
という内容でした。
では今日のテーマです。
そもそも助成金とは?
いくらぐらい貰えるものなのか?
ということについてです。
助成金とは、厚生労働省が広めたい制度、
普及させたい政策を進めやすくするために
用意した企業向け補助予算です。
もっと具体的に言えば
財源は我々の血税である
「雇用保険」です。
つまり活用しないと損!
ということです。
みんな平等に払っている「雇用保険」。
対象となるのは
仕事を辞めた人、
辞めさせられた人、
だけじゃない。
それ以外の人達をも支援する予算だったんです。
知らないから活用できていないだけ
なんです。
そして助成金には
雇用環境を整備して、
離職率を低下させる狙いもあります。
つまり活用することで、
①企業は雇用環境を整備して、
生産性を上げることができる
②従業員は助成金の条件に合った
恩恵を受けられる。
③会社は返済不要・使い方自由の
資金を獲得できる。
という一石三鳥なのが助成金です。
ただ、大変ありがたい存在ではありますが、
政策支援の制度です。
厚生労働省の目的が達成されたら突如打ち切り!
なんてこともあり得るため、
受給チャンスとタイミングのロスを
防ぐためにも、
可能な限り早く申請しておくのが望ましいです。
では具体的にどのくらい受給できるかと言うと、
平均金額は
初めて1人雇用する企業 平均約244万円
全体、一社当たり 平均約300万円
申請該当した件数は規模問わず、3~5件
助成金と聞くと
「うちは1人しか雇っていないから関係ないんじゃない?」
と言われる方もいます。
平均金額からもわかるように
実は助成金は企業規模に関係ありません。
むしろ小規模の企業の方が、
助成金が出やすい条件のものもあります。
受給金額と併せて考えると、
一番賢いのは
【企業規模が小さなときに申請】する
ことです。
そして、業界別にみても、
通販、飲食、アパレル、サービス、医療、建築、
平均300万円、
該当条件が多ければ
それだけ多く申請できるので、
中には1社で800万円
なんて事例もありましたから、
押しなべて300万円くらい
だということになります。
次回はどのような企業さんも
使えそうな助成金について
紹介していきます。
ご覧いただきありがとうございました。
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