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【Interview】バーチャルマーケット2023Winter出展者インタビュー:下忍ヒビキ氏

 現在絶賛開催中のバーチャルマーケット2023Winter。
今回の記事ではその出展者の一人、下忍ヒビキ氏に取材を行った内容について簡潔に記載する。


継続出展と出展者の悩み

 下忍ヒビキ氏は自称「メタバースに住む忍者」。
クリエイターとして日夜活動を続けており、Boothにて「下忍ヒビキの隠れ里」というShopも運営している。
そんな同氏は今回のバーチャルマーケット2023Winterの出展で、通算5回目の出展となる。


 今回出展したブースでは、主に変形する重火器やギミック搭載の武器といった物を展示している。
複雑な機構のアイテムではあるが、試用しやすいように所持した後に変形する機構を自動実装。
製品版では変形動作も含めた細かな調整が可能である為、購入前のチェックが行いやすい仕様となっている。
特に目立つアイテムの一つである「ガトリング金棒」は、株式会社壽屋が手掛けるBoothショップ「アバターショップ コトブキヤ」にて販売されている「プレタコンポジッタ Plus 鬼操転鎧」に合う製品となっており、和風の重量溢れる武器にガトリング砲が合体した形となっている。
金棒部分もぐるぐると回転する仕組みであり、全方位に殺意の高さが見え隠れするマッシヴなアイテムだ。


 ブース奥ではデフォルメされたヒビキ氏らしきアバターがひたすらにサーモンを貪り食べているが、その横には茶柱が立ったお茶が鎮座している。
このお茶は元々注げる様なギミックを搭載する予定ではあったが、ブースの容量が販売物だけでほぼいっぱいになってしまった為泣く泣く実装を見送る事になったのだという。
実際に売りたいものを優先する必要がある出展者の切実な思いを同氏は熱く語っていた。

Vketのもたらす知名度向上効果

 先述した通り、下忍ヒビキ氏は通算5回目の出展であるが、それが功を奏する結果になったとも語る。
バーチャルマーケット以外にも様々なイベントに制作物を出していることもあって、見知らぬ人からも「お寿司のブースを出している人」として認知されているというのだ。
これまで出展したブースにいずれもお寿司の要素を詰め込んでいるからか、そのイメージがついて回っているという。
当人も一番好きなお寿司のネタが「炙りサーモン」であり、トロサーモンやねぎだくサーモン、生のサーモン等と比較した上で一番好きと答えている程のサーモン通だ。


 今回は別会場を希望していたものの、希望者殺到の為倍率が高いと見込み今回の「バーレムホルン」へ展示会場を移したのだという。
とはいえ今後も継続して出展を行っていきたいと語っており、クリエイター活動の貴重な一助としてバーチャルマーケットという場が役立っている事が見て取れる事となった。
同氏の今後の活躍に大いに期待をしたいところである。

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