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どっちがハード?

ほとんど収入がない昨今。“農家で働きたい人募集”というのに登録してみました。もらってきた用紙に働きたい曜日を書き込む。えーっと、火曜日は中国語教室があるからバツで、土日月は民泊の予約が入るかもしれないからバツ、じゃあ水木金くらいかな。

するとJAの方からお電話が。「この間登録してもらったので、いぜん人員を募集されていたトマト農家さんに連絡してみました。先方がおっしゃるには週5日くらいは働いてほしいそうですが、いかがですか」

週5日か。無理じゃないけど、週5日も働いたら、イベントの企画したり告知したり、自分の畑の草刈りしたり、なんやかんやと模索する時間がなくなる。でもお金は欲しい、どうしよう…

迷った末に「週によってはもっと働けるかもしれませんが、やっぱり基本は週3日くらいで…」

心の声A「何言ってんの、収入のあてもないくせに。週5日働けるって言いなさいよ、それで不安を感じずに暮らせるでしょ。」

心の声B「よし、よく言った!やりたいことをやるために前の仕事を辞めたんでしょ。まだやりきってない、やりきって本当にダメだったら、本当に暮らしていけない状態になったら、その時に週5日働いたって、パートに出たって遅くない!」

最終的に心の声Bが勝利したわけです。外側の世界で見ると、働かないという楽な道を選んだように見えますが、内側の心の世界を見ると、お金が入らない不安に耐えながら、道を模索するというハードな道を選んだことになります。人によって感じ方はそれぞれ、選ぶ道もそれぞれ。大事なのは、その決断をした後、心がスッキリしているかどうか。私はというと…スッキリしました!



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