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人間不信グラデーション

目が覚めた。
嫌な夢を見た。

既にいじめに遭っていた保育園時代、唯一遊んでくれていた子がある日
「いるみんちゃんとは、もう遊ばない!」と一方的に絶交宣言。
…彼女、単に足を怪我して他の子ハブにされ(生まれつきの障害で足の悪い)私に目をつけただけだったと、その時気がついた。
その頃からトモダチなんて…と思っている。

この一方的に打算で接近されて後の絶交は以降、人を替えて繰り返されていて、
むしろ
「私なんぞが誰かを縛るのはおこがましい」とすら思っている。
家庭・両親は生まれた時から不和だし、兄は元義姉から「捨てられている(兄の自業自得ではあるが)」…それで誰かを信じろとは…無理ゲーである。

母は、私が7歳の頃にカルト宗教にハマって、私を勝手に入信させ、その信仰を強要した。後年気がついたが、私は母親の信頼と愛情を受けたい一心で、その信仰を信じて、結局親にも裏切られた。
つまりは「自己を確立する以前に、自分で獲得すべき価値観や信条を、長年に渡って剥奪、蹂躙された」という事だ。

今は、何も信じることに捨身が出来ない臆病者なのである。要するに。

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