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左に壁があっても送風ファンを取り出せる

カビ臭いエアコンの分解掃除を自分でします。ドレンパンをはずして正面から送風ファン(クロスフローファン)をはずし、熱交換器は養生し、洗剤をかけて水洗いしてカビを除去しクリーニングします。すぐ左に壁があっても送風ファンをはずせました。下の動画で説明します。

ドレンパンの脱着
先日エアコンの掃除の動画をUPしましたが左側に壁がない場合は送風ファンを左から抜いてはずして外で洗えばよいという話ですが、すぐ左に壁があったらはずせないという事なんですが、実はこの場合も、ドレンパンという部品を外せば送風ファンがはずせます。ドレンパンは簡単に外せるのですが、もとに戻すとき、ちゃんと組み直さないと下手すると水漏れするので注意しないといけません。
今回も送風ファンをはずしますが、左に壁があるので、前からこの送風口からはずします。それで、前よりちょっと手間がかかるし、リスクもあります。ただ、私は特に器用なわけでも頭が良いわけでもなくてどこにでもその辺に居る普通の親父なのですけれども、歳ももう還暦で、力もないしまあ、それでも特に問題なくできました。エアコンはパナソニックのCS-222CFRです。2013年製です。メーカ-によって、やりやすさは違うと思いますしどうしてもできないものもあるかも知れませんが、だいたいここ10年以内に作られたスタンダードタイプのエアコンならどのメーカーでもそれほど大差はないと思います。

エアコンそのものの脱着は最終手段
あと残されている方法はいっそのこと、室内機壁から取り外す事です。設置前の状態です。それで外に持って行ってバラバラに分解するのがプロだと、ご意見いただいていました。そういう業者さんもあるみたいで、それは良いと思います。しかし、これはよっぽど汚れが酷い時にオーバーホールみたいな感じでやる場合だけです。掃除のたびに毎回何度も何度もはずすのは、どうかなと思います。ポンプダウンやら真空引きやらフレア加工やらしないといけないし、冷媒も少しですけど確実に減るし。掃除するのにはずすって、よほどのことでないかぎりしないでよいと思います。壁につけたままで送風ファンを取り出したり、ドレンパンまで取り出せばそれで十分だし、それが無理でも送風口からマジックリンをかけてやっても効果はあると思います。

お掃除ユニットの脱着は大変
どれだけマメにやるかです。ドテドテになるまで放っておくと大変です。そういうふうにマメに枠をはずしたりいろいろはずしやすいかどうか、掃除のしやすさ、つまりメンテナンス性、整備性が良いかどうかというのはエアコンの価値につながると思います。そういう意味ではお掃除機能はもちろん、メンテナンスフリーなら文句なしにいいですが、しかしそういうわけではなくて、送風ファンを掃除するわけでもないでしょうし、いざ中を開けて掃除する時に、皮肉なことにお掃除ユニットの脱着が大変でかえって掃除しにくいという話も聞くしどうなんでしょうかね。お掃除機能に限らずですが、室内機の付加機能、空気清浄などは、ちょっと疑問です。単純な構造ほど掃除しやすいので何もついていないほうが良いと思います。

ドレンホースの接続注意
ドレンパンを再びつけるときは、ドレンホースをできるだけ引っ張り出してきて、ドレンパンの排水口の根本までしっかりはめて確実につなぎます。
これをいい加減にやると水漏れなどのトラブルが発生します。ドレンホースを押し込むようにしながらドレンパンをはめていきますが、なかなかはまらないときはドレンパンの排水口から抜けないように注意しながら外からドレンホースを慎重に引っ張ります。ドレンホースがたるんでドレンパンより高くなる部分が無いように注意します。もしそうなると逆勾配でドレンパンから水が溢れることになります。

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