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【FF14】黄金のレガシーのせいで家庭不和が起きてる

※未クリアです
※ネガティブな感想です

黄金のレガシーで、何度も言われていますね。
「知りてぇんだ!」「家族だろ!」「笑顔が見たい!」
ウチは、黄金のレガシーのせいで、笑顔が消え、会話が潰え、雰囲気が悪くなりました。

まず、前提として。
私たち夫婦はFF14を通して知り合いました。
私は新生β版から参加していたのですが、新生のストーリーに疑問を覚えてDQ10に移り、蒼天から紅蓮までのストーリー改善に瞳を輝かせ、FF14に戻ってきて夢中でプレイしました。少し間が空き、漆黒になってさらに楽しくなり、物語に没頭していきました。
漆黒期間に出会い、暁月は二人で一緒にプレイしました。
暁月で少しテンションは下がったのですが、パンデモの零式には挑戦したし、それなりに楽しんでいたと思います。
ヒカセンの体が乗っ取られるところや、サンクレッドを操作するところでは(難しさに)ムキーッ!!となるところはあったけれども、ストーリー自体に大きな違和感はなく、アリゼーやアルフィノが寄り添うところでは涙も流れました。
最後のゼノス戦も、良い意味で笑えたのでオッケーです。

今回の暁月は、パートナーが私の誕生日プレゼントとして購入してくれました。とてもありがたいことです。感謝しております。

アーリーアクセスから始めましたが、未だクリアできていません……。
あんなにワクワクしていたのに……。
蓋を開いたら、全てがウクラマト中心に進む物語、掘り下げのないサブキャラ、都合の良い展開、今までの教訓をどこかに置いてしまった暁たち……。
ストーリーがFF14の一番の魅力だと思っていたのですが、どこへ置いてきてしまったんだ……。
新生初期の、最終決戦の前に何故かヒカセン自らスープを作って兵士たちを鼓舞してあげていた頃のことを思い出しました。あのクエストで私はドラテンに移動したのです……。
いやいやいや、それを乗り越えて、蒼天・紅蓮・漆黒と、素晴らしいストーリーにレベルアップしていったんじゃないか……!!!!
この10年で身に着けたものを、どうして手放してしまうんだい!?!?

以下、疑問点を羅列していきます。ネタバレ注意。

・王位継承戦の出発のときの、ウクラマトの支持者の少なさ
・選択肢のないわらしべ長者(最初はワクワクしたのにただのお使いだった)
・神輿が魔具だと気付かないとかそんなことある????
・コーナの謎の薬の一滴であんなに一気に育つとかそんなことある????
・仮にも王女様が怪しいやつに呼び出されて一人で行ったのを、ぼーっと待っているみんな。アルフィノ、アリゼー、それでいいのか?!?!
・「暁と戦えます!」IDで道を塞がれただけ
・コーナ王子の異常なシスコン(ただ先に拾われただけでそんなになる???)
・ヴァリガルマンタの封印が解かれたことを守り人が説明してくれようとしてるときに発動される超える力(いや、話聞けよ!)
・食の試練で、ゾラージャでもバクージャジャでもなく、コーナと組まされる(いやそこはどっちかだろー!?!?)
・食の試練で、なんかバナナの皮が隠されて置いてある
・バクージャジャの故郷にはバナナが成っている、部族同士こっそり取引しているサブクエもある、どうしてバクージャジャはそれを使わなかったんだい……???
・食を通して部族同士が仲良くなったという逸話を再現する試練のはずが、クルルとヒカセンに料理させて「うめえうめえ」と一人で食べるウクラマト。分けてよ!!!!!!
・バクージャジャの故郷のイベントでは、何故かコーナが勝手に諦めてなんかいい感じに石板を壊すけど、急じゃね????
・バクージャジャが改心するのは良い。良いけど、おまえ、タコス踏んづけたことと、手負いの部下に厳しくしてたこと忘れねーからな!!!
・ウクラマトが王になったあと、全く触れられないゾラージャ。
・ヒカセンには「要職についてくれ」とコーナを通して要請してくるくせに、コーナ兄貴には連王指名を当日ドッキリにするウクラマト。
・さらに、二人だけが描かれた石板までこっそり用意するウクラマト。グルージャジャも驚いていたから本気で独断。やべえ。こ、こいつを王にしちゃいけねえ……。
・最初はウクラマトの支持者があんなに少なかったのに、王位継承の場ではめちゃくちゃ盛り上がって受け入れる国民。ゾラージャの支持者の方が多かった気がするのに、だれ一人ゾラージャに触れない。かわいそう。
・背後を襲われて石板を奪われているのにノコノコやってくるおっさん。
・なんか呆気なくゾラージャに落とされるお付きの人。この人の狙いはなんだったんだ……。

・荒野編は、自分が主体で冒険できるので天国でした!!!!

・しかしその天国も一瞬で終わり……漆黒のセルフオマージュが出てきたと思ったら、列車の上で機会兵に挑む……やたら姿勢の良いヒカセン。めちゃくちゃ面白かった。
・ゲーミングゾラージャは出てくる度に笑っちゃうフォルムです。
・グルージャジャがゲーミングゾラージャに倒されるところ、なんでみんな突っ立って見てるの!?!?!?
・「決闘だから」って意見があるけど、決闘じゃねーだろあんなもん!生き返ってんだぞ!!泣くぐらいなら守れ!!!!!!

・スフェーン様はかわいい。
・魂の価値観について、アリゼーが拒否感を示していたのが解釈違いすぎます。今まで色々な世界を見てきて、見聞を深めるための旅なのではなかったか……。
・オーフェンが命掛けでスフェーンを守るところ、いやいやいやすぐに他の機体に移ればよくない!?! なんでそのまま守られて見殺しにしてるの……??? しかもすぐにヒュッと他の機体に移ってるし……。
・ゾラージャの息子は認識してるけど、誰が母親なのかに誰も言及しない謎。
・ゾラージャは息子に何も望まなかった(王ゾラージャの息子としての生を歩ませたくなかった)のに、「グルージャ」という名を周囲に勝手につけられてるのひどない????
・ゾラージャについて描写不足すぎて、なにもかも薄っぺらくなっている。
・挙句の果て、ゾラージャが死に際にウクラマトが言う、「ゾラージャとグルージャしか受け継がなかった、青い鱗がよ!」という一言……。ええ……。そこは、武道とかじゃないの?????

ーーとまあ、ゾラージャ討滅戦までを終えて、色々と……それはもう色々と思うことがあるのですが、なんとですね……
パートナーは、黄金のシナリオ全肯定派なんですね……。
しかも、こっちの話を聞かないタイプです。
「自分が主人公になりたいわけじゃない」
これに関しては色々と言いたいことがあります。
私も別に自分が全面に出たいタイプではないのですが、FF14のストーリーとして、冒険者を「光の戦士」として描いてきたわけじゃないですか。
新生で三国と絆を結び、蒼天でイシュガルドの戦争を終わらせ、紅蓮でドマやアラミゴの闇を知り、漆黒で第一世界を救い、暁月で月にまで行って文字通り世界を救ってきたわけです。
私は、幻想薬を使って主人公の見た目を変えるのも躊躇うほど、「ヒカセン」が物語の中に馴染んでしまっているのです。
そうした経緯があっての、今回。
アルバートや、リーン、グ・ラハ等の魅力的なキャラクターだったら、一緒に歩む旅路も楽しいものとなったでしょう……。でも、彼らは、ヒカセンを対等に見てくれて、しっかりと絆が結べていましたよね。今回は、対等どころか「要職につくから仕えろ」……え、待って、今までこんなこと言って来た王様いたっけ????
しかも、「知りてぇ知りてぇ」言うわりには、暁のこと、ヒカセンのこと、何も知らない、知ろうともしない(グルージャのことだって、「知りてぇ!教えろ!」と言いながら具体的な会話描写は何もなかったよな……)。
そんな思いがあるのですが、一言でも発しようものなら、声をかぶせてきてこちらの意見をガン無視されます。

討滅戦をやりながらゾラージャの描写が薄かったことを零したら、
「今、7.0だから。7.3まで物語は続くから」
いやいやいや、7.3でゾラージャ掘り下げてどうします???
今までの旅路で描ける場面、掘り下げられる場面はいくらでもあったでしょうよ……。
ていうか7.3までウクラマトのお付きの人とか普通に嫌なんだが。

というわけで、普通にプレイしながらツッコミを口に出すことすら許されない環境なので、家庭内不和が起きまくっています。家族が壊れかかってんぞ!どうすんだよ!!黄金のレガシーが文句なく面白いシナリオだったら今頃仲も深まって笑顔あふれる家庭だったかもしれないのに……!!!!

考えを全否定されるのはシンプルに気分が悪いので、私の黄金のレガシーはゾラージャ討滅戦で終わりになるかもしれません。
なんか噂によるとこの後はもっとひどいらしいし……。
え、最後の討滅戦で、ウクラマトがパリーン!ってしてくるって聞いたんですけど、さすがにネタですよね??????

あーあ!
タタルさんからトラル大陸へのチケットをもらって、「羽休めしてきてくださいでっす!」つって暁のみんなで現地で別行動するシナリオだったらよかったのにな~!
王位継承戦は行く先々でなんかやってら~的な感じで、ウクラマトにもコーナにもゾラージャにもバクージャジャにも同じくらいの熱量で関わって、ヴァルガリマンタをみんなで共闘して、最終的にはゾラージャが王になってエオルゼアを侵略してくるところをウクラマトとコーナと協力して阻止する!!!ぐらいな王道ストーリーでよかったんじゃねーーーーの……。
アレクサンドリアとかも出すならもっと丁寧におなしゃす……。
はあ……。
未練たらたらですが、文字に書き起こすことでだいぶスッキリしました。
ここまでお読みくださりありがとうございました!!!!!

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