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LOA: 8/1 - 10/31

10月末まで3ヶ月間、休職期間に入ります。


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久々に真山仁の『ハゲタカ』を再読しているんですけど(ビジネス小説はキツイかなと思ったけど、畑がだいぶ違うのでわりと大丈夫だった)、ゴールデンイーグル鷲津政彦は、1巻の最後で大騒ぎしたあと、1年間海外を放浪してチベットのラサとかに行ってるんですね。それでだいぶ変わって、いない間にいろいろあって、パワーアップした大激戦が繰り広げられる2巻がかなり好きなんです(2巻は特に小悪党の村岡がさくっと徹底的に破滅するところが圧巻で、まちでアウディの車を見る度にそれを思い出す)。

本当は自分も1年ぐらいがつっと休んだ方が大きく変わるのかもしれないが、1か月2か月ではなく3か月というのは十分がつっという感じなので、どんなふうに秋を迎えるのか少し楽しみです。


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PMというのは本当にエネルギーを要する職種で、安定軌道で回しているうちはともかく、ある強度以上の「問題解決」に腹を決めて臨むには、《身体の芯から湧いてくるエネルギー》が、一定量/ある程度継続してないと、務まらないなあと感じます。

そのエネルギー源は「成長」だったり「貢献」だったり「人情」だったり、人にもよるし、年齢や、キャリア戦略上のフェーズや、タイミングや、組織内外の人間関係とかにもよるんですが、私の場合はこのところ半期目標を考える時に「能力開発目標」が書けなくなってきていて(○○ができるようになる、という目標がエネルギー源にならない)、それは一つ転機のサイン(または警報)なのかもしれません。いま現職8年半なんですが、7〜8年ぐらいのまとまった経験を積んだあたりで「成長感」が突然頭打ちになるっていうのは他の人にもどうやらあるみたい。

できないことはいっぱいあって、「苦手なこともがんばってできるようになる道」と「ある程度見切りをつけて強みに集中する道」のどちらを選ぶのがベターなのか、30代前半ぐらいまではノールックで前者ですが(異論は認める)、そろそろ「適材適所」っていう言葉の響きが変わってくる頃合いかもしんない。

ただ、この先「やりたいことは何か」を考えるにも、「『何か』はやりたい」くらいのエネルギーは必要なので、諸々都合がついて今一旦休ませてもらえるのは本当に有難いです。


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英語で「休職」の言い方っていろいろあるんですね。

タイトルのLOA = a Leave of Absence っていうのが一番一般的ぽいのですが、temporary retirement っていうのも老後を先取りするみたいで合っている。休職中はおとなしく過ごしますが、引退後にやろうと思っていた「図書館の文学と歴史の棚を片っ端から制覇する」というのに少し着手すると思います。


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6月に一度、コーチングでお世話になっていたcotreeのカウンセリング側を利用したあと、7/7から心療内科に通い、仕事の引き継ぎをしているうちにセルトラリンの服用期間はもう終えて、ロラゼパムの頓服とベルソムラだけで様子を見ています。最初に診断書を書いてくれたN先生はサバサバして話しやすい。診療時間の関係で代わったT先生は薬の量の話しかしない(笑)。いろんな医師がいますね。適応障害系の抑うつで、原因がはっきりしているので、仕事のことを一切考えなければ回復は早かろうと言われています。


noteはぼちぼち続けていくと思います。


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