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虫対策に意外なもの

昨日の夜、家の外に出ていたら
大きなゴキブリ(以下Gと略)を見つけ、
慌てて家の中に入って窓を閉めた。
きっと窓を閉めても
入ってこられるけれど、
家の中にできる限り入れたくない。

なんて思っていたら、
今日は職場でGに出会ってしまった。

それも天秤で試薬を量ろうと思った時のこと。
天秤の上にカバーが付いているので、
それを外すと、
黒い粒状のものが乗っかっていた。
これは、何だかGの糞に似ているなぁと
思ったけれど。
まさかね...
なんて思って黒い粒々を拭き取って、
さて試薬を量ろうと思って天秤を見ると、
Gがひょっこり出てきた。
まだそれほど大きくはなく、
1cmぐらいのやつ。
何でそんな所にいるんだろう。
そこには水も食べ物も無いのに。

と、2日連続でGを見るはめに。
なんだ、Gの話かと思ったら、
その話だけではない。

昨日家から帰って来たら、
庭にあるポポーの実が落ちていた。

あまり見た目が良くないポポー

ポポーは、幻の果物と言われていて、
木から落ちて完熟するまで2、3日程度なので
日持ちがしないから市場に出回るのが
とても少ない。

去年、直売所で何だこれはと思って
買って食べてみたものが、
まさか引っ越した先にあるという偶然。

ポポーについての以前の記事↓

本題は、このポポーの木には
虫がほとんど寄りつかないので、
育てやすいという記事を見つけた。

それには、ポポーの葉と樹皮には、
アセトゲニンという殺虫成分が
含まれているという話。
肝心のアセトゲニンについて、
ちょっとネット検索しても情報が出てこない。
ある学術論文にヒットしたものの
全文読むには費用と手間がかかるようなので、
とりあえずその概要だけを見ると、
チャバネゴキブリに効果があるらしい。

どうやってアセトゲニンを
抽出するんだろうと思って、
他の論文を見たら、
エーテルとか酢酸エチルなどの有機溶剤で
抽出できるようなことが書いてあった。
それは無理...

だけど、葉や樹皮に含まれているんだったら、
葉っぱを細かく千切ったり、
すり潰してみたらどうなんだろうかと。

ポポーとGなんて全く関係なさそうだけど、
もしかしてポポーが落ちてきたのは
それを意図してかもしれない。
まぁそれはないとしても、
とりあえず葉っぱを千切ってまいてみよう。

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