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和菓子作りからモノづくりの面白さ

文化の日は、
老舗和菓子屋さんの和菓子作り体験。

初めてだし、和菓子作りって難しそう。
でも、どうやって作るのか興味津々!


和菓子体験のきっかけは、
じゃらんポイントを消費するため...
ポイントの期限が切れそうだったので、
何かできないかなぁと。

じゃらんで検索すると、
体験できることって色々あって驚いた。
自分で体験するのは、
ただ商品を購入するのとは違う。
自分が少しでも手を加えたものは、
愛着が湧く。


本題の和菓子体験の話に戻ると、
和菓子屋さんに到着して、2階に案内された。
1階はお菓子の販売、
2階の部屋は、小さなテーブルが並んでいた。
テーブルには、和菓子体験に使う餡子と
道具がセットしてあった。

和菓子体験で作るものは、
1ヶ月毎に変わるそう。

今回は、鳥と菊の花の練り切り。

餡子を丸めて平べったく潰して、
潰した餡で餡を包んでいく。
形を整えて、線を付けていったり。
職人さんが丁寧に教えてくれる。
緊張で手が震える...

できないところは、手早く修正してもらう。
鳥の形を卵型にするのは難しいところ。
職人さんは、とても簡単そうに
やっているのにできない。
難しい...
職人さんのおかげで完成!

完成したものを見ると、
それぞれ同じ材料を使って同じように
作っても少しずつ違う。
これが面白いところ。

モノづくりの面白いところは、
全く同じものができないこと。


草木染めも同じ植物を使って染めても
その時その時で違うし、
染める人によっても違う。


同じものを同じように大量生産することは、
機械を使えばできても、
人の手で作ることは大変。

でも今は同じものを大量生産して、
同じ品質でできたもので溢れている。

もちろんそれが全て悪い訳では無い。
私たちの便利な生活が成り立つのは
そのおかげ。

ただ、一つ一つ丁寧に作られたものも
生活に取り入れていきたい。


このご時世では、和菓子屋さんも
なかなか大変なようで、
お茶会を開く機会が少なくなり、
練り切りを作っても売れないそう。
日持ちもしないし、
お土産に持って行くこともなかなか無い。

確かに、練り切りを食べる機会があるか
というとほとんどない。

でも、今回和菓子作り体験をしたので、
また作ってみたいなぁ。

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