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描けない。。

月に一回以上色とあそぶ時間を重ねてきた。

初めのうちは絵の具の感触や混ざり、にじみ、そしてやったことのない勿体無い遊び方をして思いっきり楽しんでいた。

回を重ねるごとに純粋に遊ぶことから表現したい気持ちが湧いてきて、頭の中にはイメージがしっかりあるのに技術がないばっかりに紙の上に再現できないという壁にぶち当たった。

子どもの頃の記憶が蘇る。これも私が絵を表現ツールにすることから離れた理由の一つだと思う。

理想が高い。下手なものを自分も見たくないし人にはもっと見せたくない。だから描かない。表現しない。

これは絵に限ったことではなくて文章、言葉、楽器、歌。。様々なツールにのめり込み夢中になった後にぶち当たる壁。技術を磨く前に諦めてしまっていたと気づく。

完成を決めなくていい、目的がなくてもいい、何もしなくてもいいし、してもいい。そんなことを掲げて場を開いているのに気づいたら良いもの(自分的合格点)を生み出さなくてはいけないという思考になっていた。

どんなふうに過ごしても良いんだからガッツリ完成を決めて技術を磨くのもあり、その場で素敵な表現の仕方をしている人がいたら真似したりやり方を聞いてみるのもあり、イメージが形にできないと口に出すのもアリなんだよなぁ。。

自由の見本を見せなくては!と意気込みすぎて不自由になっていた部分と子どもの頃から見て見ぬ振りしがちだった諦め癖。

そんなことに気づいたスランプな今日この頃。


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