【シティ優勝】ウッウロボ不採用型ミュウVmax(投げ銭)
おはようございます。あいろにです。
普段は北海道のど田舎で細々とポケモンカードをプレイしています。
いつもはオーロンゲという髪について、何度か記事を執筆していました。
今回は、シティリーグシーズン6札幌バトロコ狸小路店でミュウVmaxを使用して優勝することができたので、詳細の内容を記載したいと思います。
投げ銭方式で、全文無料で読むことができるので、お時間のある方はぜひ読んでいただければと思います。
環境考察
今のポケカ時代に環境なんてものはない(何使っても勝てて、何使っても負ける)と判断したので、ざっくりとした考察しかしてないです。
この環境を考えたときに、どのデッキにも勝率を取れそうだったのが、今回使用したミュウVmaxでした。
ジュラルドンやレジギガスに対しては不利な部分もありますが、そこも考慮した形で、デッキを作成しました。
デッキ選択
自分は今まで「環境デッキをメタる側」でしたが、今回環境デッキを使用した理由として、前述したとおりでもありますが、ただ勝てるだけではなく、「自分の理想の勝ち方をしやすいデッキ」だと判断した部分もあります。
ミュウVmaxデッキの特徴として、<フュージョンシステム>での大量ドローが最大の魅力だと感じています。自分の引きたい場面(雪道下をのぞく)で手札が少なければ、少ないほど、カードを引ける。メリットが大渋滞していますね。その中で、引きたいカードを使えば、また使いたいカードを引ける。実質的に使いたいカードを必要なときに使える盤面が作れます。
ただ他にも、<裏工作>や<はたらくまえば>などシステムポケモンが豊富に存在していますが、「欲しいカードを手札に加えるために、カードを持ってくる必要がある」もしくは「カードを引き込む前に事前にタネポケモンを置く(進化)必要がある」という点を個人的に若干のデメリットに捉えました。
理由としては、ベンチにタネポケモンを置いた次のターンに気絶する可能性があり、使いたいシステムを使えない場合が発生する上に相手にサイドを与える。という点です。
そこの部分を自分的には少しデメリットに感じたので、今回は<裏工作>と<はたらくまえば>を使わず<フュージョンシステム>を選択しました。
デッキコンセプト
今回のデッキコンセプトは「意地でも2-2-2でサイドを取りきる」こととしました。
この戦略はミュウVmaxのデッキが一番理想とする勝利のかたちだと、ミュウ初心者の僕は学んだので、このコンセプトを核としました。
デッキレシピ
今回使用したのは、この60枚です。
採用カード解説
基本ベースはよくあるミュウVmaxのデッキと同じですが、少し変わり種の部分と採用検討したカード(採用したもの、不採用にしたもの)について記載したいと思います。
不採用にしたカードに記載していないものについては、そもそも採用検討すらしなかったと考えてください。
カードゲームのデッキなので、個人の使用感等あると思います。このデッキが正解、というわけではないので、みなさんも試行錯誤して使用してみてください。
オドリドリ
デッキを回し始めた当初は、オドリドリの採用理由を言語化することができず、不採用にしていました。が、直近の自主大会やシティリーグを見ていると、パルキアVstarが蔓延っていること、レジギガスがある程度いること、が明確となったので、ダメージ-20という点を生かせる。という部分から、オドリドリは採用しました。
ただ、パルキアがいなかった時にオドリドリが採用されていた理由が、いまだに理解できていないので、しっかりと言語化できる方いれば、教えてください。ポケモンキャッチャー
このデッキのコンセプトである「意地でも2-2-2でサイドを取りきる」という部分で、後攻1ターン目から、ベンチにいるサイド2のポケモンを倒せる可能性のあるカードです。最初は4枚から始めましたが、明らかにコストになることが多かったので、2枚まで減らしました。
シティ本番では、3/6で表でした(記憶の中では)。確率どおりですね。ツールジャマー
オドリドリの採用理由にも記載したとおり、パルキアやレジギガス対面において、ベルトの効力を無効化する。という点を大きく評価しました。
また、大きなおまもりのついたポケモンに対して、タブレット1枚分の節約や、ツールスクラッパーで剝がされたベルトの後につけることで、少しの打点を補うことができることから、採用しました。マリィ
最近の(ミュウの)サポートの主流は、ボス3、カミツレ3にプラス1枚違うサポートを入れることだと感じました。
やはり、手札干渉は必要だろう。と考え、マリィにしました。
また、2-2-2を取る段階で、2回目の2を取るターンにマリィを使うことができれば、雪道ツツジの可能性を下げれると思い、採用しています。シンオウ神殿
レジギガスに少しでも勝てる可能性を見出すために採用しました。
パワフル無色、ツインエネやオーロラエネの効果をなくすことで、ミュウが耐える、相手が技を使用できない。という可能性を考慮し、採用しましたが、今大会でレジギガスとマッチすることはなく、あまり必要と感じなかったため、抜いてもいいと思います。
ミュウV 4枚目
このデッキにおいて、アタッカーでもあり、逃げ0ということで、何のデメリットもないスタートポケモンなので、4枚目が欲しいところではありましたが、枠の都合上、3枚の採用となりました。バケッチャ(かぼちゃのあな)
最初は採用していましたが、なくてもプレイングでカバーできるのと、ベンチにバケッチャを置くことがとても無駄に感じたので、不採用にしました。ともだちてちょう
コストになるだけだったので、不採用にしました。霧の水晶
基本エネルギーを確定でサーチできるカード且つミュウVとメロエッタをノーコストでサーチできるカードで、基本超エネルギーを1枚のみの採用として使用している中で、「対象なし」と宣言するだけのカードとなってしまっていたため、不採用。有用性はかなり高い。ウッウロボ
後ほど記載します。ふうせん
逃げ札の4枚目として採用検討していましたが、現環境を鑑みて、ツールジャマーのほうが実用性があり、最悪ふうせんがなくても戦える(勝ちを追える)ので不採用としました。シマボシ
試験的に使用してみましたが、あまりにも序盤に使うことがなく、手札に抱える、もしくはコストになる運命だったので、不採用にしました。
このデッキのコンセプトとしても少し合致していなかったので、不採用にしました。結晶の洞窟
WTBや連撃ウーラオスが数を減らし、ゲノセクトにダメカンが乗ることがあまりないと感じたため、レジギガスを考慮したシンオウ神殿と比較し、シンオウ神殿を採用。トレーニングコート
最近の基本エネ軸のあらゆるデッキに採用されており、相手の手助けになる且つ相手が同スタジアムを張っていた際、手札を減らせなくなるため、不採用。ダブルターボエネルギー 3枚目
相手のパルキアまたは自分でシンオウ神殿を張っている際、クロスフュージョン以外の技を使用することができなくなるため、基本超エネルギーを優先し、不採用
不採用にしたカードたちは、試行回数が少なかったかも、という反省はあります。本来であれば、活躍させることができたかもしれないカードもあると思うので、デッキの調整に時間をかけることは必要ですね。
ウッウロボについて
不採用にしたウッウロボのことを書きます。
強いカードではあるため、代用カードを使用して数回やってみましたが、次に記載する僕のやりたいことができなかったので、不採用にしました。
・雪道ツツジの後の3枚にかける山づくり
・タブレットをコストにすることによる弊害
・2ターン目以降のバトルVIPパスの温存
以上の3つが僕のやりたいことに反していることでした。
一つずつ説明していきます。
・雪道ツツジの後の3枚にかける山づくり
→天敵である雪道ツツジ後の2枚+トップでいかに解決できるか。をとても重要視しました。その中で、3枚のうちウッウロボ+グッズを引く。且つコインで表を出す。という展開が必要になるので、試合途中に変にグッズをコスト等でトラッシュできない場面が発生したので、綺麗な山づくりができないと判断しました。
・タブレットをコストにすることによる弊害
→コストでタブレットをトラッシュに送ると、打点が足りなくなる場合、シマボシやダンデが必要になります。ただ、そこにサポ権を使いたくない。と思い、ウッウロボを使用することよりもその弊害のほうが大きいと感じました。
・2ターン目以降のバトルVIPパスの温存
→先ほどの山づくりの話と重複する部分もありますが、2ターン目以降に明確な不要札となるバトルVIPパスを可能な限り山から排除したいため、コストにできないことが自分の中でかなりのストレスでした。(ツツジでパス2枚引いた時の虚無感は半端なかったです。)
以上の3つの理由から、今回のデッキはウッウロボを不採用としました。
個人の使用感等ありますので、採用している構築にもそのメリットがあると思いますので、実際に使ってみてから判断するのは大切かと思います。
当日のマッチアップ
当日のマッチアップは次のとおりです。
予選
1戦目 パルキア 後攻 4-6 負け
2戦目 リーフィア 後攻 6-5 勝ち
3戦目 ミュウVmax 後攻 6-2 勝ち
4戦目 パルキア 先攻 6-0 勝ち
予選 3-1 6位抜け
決勝トナメ
準々決勝 不戦勝
準決勝 パルキア 先攻 5-4(時間切れサイド差) 勝ち
決勝 パルキア 先攻 6-0 勝ち
優勝
という結果になりました。
予選は4戦目以外じゃんけん負けてます。なので後攻です。
1戦目は、お相手にテンポを取られ、負けてしまいました。
2戦目は、相手の場のメッソンすら倒せず、長引きました。
3戦目は、お互いに回らず、歴史上一番といえる泥ミラーを制しました。
4戦目は、お相手の方が事故りました。
準決勝は、すごくいい戦いをできたと思います。ですが、時間切れの後、サドンデスでの決着となってしまいました。
決勝は、こちらが一方的にコンセプトを通して、勝てました。
基本的に僕は、対面ポケカでの運がないのですが、運がない割には戦えたのかな、と思います、
また、1戦目に負けた方が2位で通過して、順位が高かったので、僕もトナメに上がれました。
意識している行動
僕がミュウのデッキを本格的に使い始めたのが、3月末なので、そこから一人回し等を繰り返し、デッキを回す際、いい山を作る際に意識していることをまとめます。
ウッウロボが採用されてないため、出回っているテンプレのレシピや動かし方とは、少し違う部分があると思います。
その点に関しては、あくまでも僕の動き方なので、使う人によって、差異はあります。自分の使いやすい方法で使用してください。
僕が一人回しをしている時は、以上の点を意識しながら、やっていました。
今の環境では、[ユキミチ・ツツジ]をしてくる相手(1番再現性のある相手)は、裏工作アルセウスだと思っていますが、パルキアの勢力により数を減らしているような感じもします。なので、そこまで全試合でされるか、と言われると話も変わってきますが、意識はしていました。
シティ総括
今回でシティリーグに7回目の出場でした。
今までは、最初に記載したとおり、[環境をメタる側]でしたが、今回は真っ当に環境を握ってみました。デッキパワーには抗えませんね。とても強かったです。
運がないやつなりに頑張れたと思います。
時間切れのこともあったので、もう少し早くデッキを回すように考える時間を短くするべきだな、と反省しています。
CL横浜は落選だったので、参加することはできませんが、次のシティリーグでもいい結果を残せるように頑張りたいと思います。
全体総括
今回のシティリーグ前に練習に付き合ってくれたいつメン、当日対戦していただいた皆様、ジャッジ含め関係者の皆様、ありがとうございました。
この優勝した喜びを忘れず、モチベーションにも繋げ、精進したいと思います。
ありがとうございました。
この記事は、投げ銭方式としています。
いただいたお金は僕の飲み物代になりますので、水分取れ、と思う方は是非僕に飲み物代を投資していただけると幸いです。
ありがとうございました。
最後にオマケとして、僕の練習方法を載せますので、興味のある方は是非試してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
不明点等ありましたら、Twitter(@irony_ow)のDMなどで送っていただければ、回答します。
ありがとうございました。
おまけ:練習方法
僕がシティリーグ前に行った練習方法について、軽く記載します。おそらくあまり実施されていないと思いますので、参考程度に見ていただければと思います。
・画面録画とフィードバック
→練習中の対戦をOBSというPCの画面録画ソフトを経由させて、録画またはYouTubeのライブ配信(URL限定)で撮影します。
これをすることにより、いつどのタイミングで何を使用し、など、ログがはっきりとします。プレミした場面がはっきりわかるので、同じミスをしなくなります。
基本いつでも見れるようになるので、外出先でも困りません。
・練習は3人以上で行う
→自分、対戦相手、のほかに第三者の目線を取り入れることで、新たな気付きが発生します。それをもとに正しい解答を導き出しましょう。
手札の使用や技の選択など、幅広い選択肢の中から、最善手を選びましょう。
以上の2点をメインに練習をしていました。
ありがとうございました。
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