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桜花賞 2024 予想

【予想】

◎ステレンボッシュ
○アスコリピチェーノ
○チェルヴィニア
○ライトバック
△コラソンビート

本命はステレンボッシュ。
まず基本的な予想の考え方は、「阪神JFで馬券になった3頭+別路線組の中でも高い能力を秘めた馬」
阪神JFのラップは、
12.4-10.7-11.3-12.0-11.8-11.3-11.4-11.7
前半3Fと後半3Fは34.4-34.4できれいなイーブンペース。後半4F連続の11秒台でトップスピード+スピードの持続力が問われたレース。ラスト1Fも11.7でまとめており、タイムも1:32.6と優秀。
着差を考えても、能力的に馬券になった3頭が抜けていると考えて良さそう。ステレンボッシュは上位3頭の中では後方からレースを進めており、直線では詰まりそうになった場面もあった。ただ進路が空いてからは強烈な脚で追い込んでいたが、アスコリピチェーノを交わすことはできず2着まで。アスコリピチェーノとほぼ同格の扱いをしているが、この馬を上にとった理由はモレイラJが騎乗するから。成績を見れば、モレイラJがずば抜けているのは誰もがわかること。安心と信頼の国枝厩舎で、調教も申し分ない動き。枠も外目で良い。アスコリピチェーノを逆転できる筆頭の存在として本命にした。

対抗はアスコリピチェーノ、チェルヴィニア、ライトバックの3頭。

アスコリピチェーノは2歳女王で言うまでもない。調教の動きも申し分なく、勝ち負けの存在と見ている。

別路線組からはチェルヴェニアとライトバック。
チェルヴェニアはアルテミスSの内容が良い。直線外に持ち出してからの「ぐいーん」と伸びていく様子はG1級。今回大外枠+5ヶ月の休み明けで少し人気を落としている印象。大外枠については、2年前のサトノレイナスが2着にきているように、能力がある馬であれば問題ない。休み明けについても、こちらも安心と信頼の木哲厩舎で、調整自体は問題なさそう。ただ、イクイノックスがダービーを目標としていたように、チェルヴェニアも桜花賞を叩いてのオークスが本命という可能性はある。

ライトバックは1戦ごとに課題を直してきているイメージ。もともと新潟の新馬戦で逃げ馬・番手の馬が残るような展開のなか、1頭だけ後方10番手あたりから、上がり32秒台の脚を使って差し切り勝利。新馬戦で高い能力を秘めていることを証明した。アルテミスSでは4着に敗れているが、道中頭を上げてスタミナをロスしていたことが敗因。それでも上がり33.7で最後まで脚を伸ばして4着まできており、能力の高さを改めて感じた。エルフィンSでは少しスタートも改善されており、直線見事な末脚を発揮して勝利。2着に負かしたスウィープフィートはチューリップ賞を勝っており、レースレベルも高かったといえる。この人気で買えるのも最後かもしれないので、ここは抑えておきたい。

最後に抑えでコラソンビート。前走は明らかな叩きのレースで2着に負けてただけであり、今回は調教も申し分なく、他の予想家でも絶賛している人が多い印象。阪神JFは3着以下は離しているが、最後脚が鈍ったところを見るとやはりベストは1400mに感じる。そういう意味で、阪神JFの上位2頭を逆転するのは難しいとみている。別路線組が大したことなければ、順当にこの馬が馬券内に食い込んでくるはずと考えての抑え評価。

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