皐月賞 2024 レース回顧

レガレイラから馬券を買っていたため、馬券は不的中。

1〜7着まで予想記事で挙げていた馬がほぼ独占しており(途中コスモキュランダは除いてしまった)、予想の方向性自体は間違っていなかったが、如何せん馬券の買い方が下手すぎる。

ダービーを当てるためにもしっかり回顧していきます。

⚫︎ラップタイム

勝ちタイム1:57.1はレコード。前半3F 34.2は2016と並んでトップタイ。時計の早かった2016年と比較してみると、前半4F目までほぼ同じタイムを刻んでいる。2016年は5F目で12.5と一度緩んでいるが、今年は緩まず、しかも残り4F目まで11秒台のラップ。それでいて、終い12.0-12.1-11.7-12.0とほぼ減速していない。このラップを先行して勝利したジャスティンミラノも然り、3着ジャンタルマンタルもかなり強い内容。ジャスティンミラノは上がり勝負にも対応できるし、外目をハイペース追走もできる。まだ底を見せておらず、イクイノックス以来の怪物誕生と見てよさそう。
また、3着ジャンタルマンタルも3番手追走で内容は濃い。今年の1000m通過は57.5だが、メイシャルタバルが番手シリウスコルト以降を離して逃げていたので、後続集団の通過タイムは58秒台。それでも十分ハイペースで、このペースを3番手で前受けしながら、3着に粘り込んだのは十分強い内容。マイルG1での好走実績があったからこそ、このペースを追走できたわけで、距離も2000mまでカバーできると見てよい。ただ、今後の主戦場はマイルになってくるはず。
2着コスモキュランダは残り600m前まで

<2024>
12.2-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-12.0-12.1
-11.7-12.0
<2016>
12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2
-11.6-11.8


<2024> 良馬場
12.2-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-12.0-12.1
-11.7-12.0
勝ちタイム:1:57.1(レコード)
前後半3F:34.2-35.8
1000m通過:57.5
後半5F:59.6

<2023> 重馬場
12.3-10.9-11.9-11.6-11.8-12.4-12.5-12.7
-12.5-12.0
勝ちタイム:2:00.6
前後半3F:35.1-37.2
1000m通過:58.5
後半5F:62.1

<2022> 良馬場
12.6-11.0-11.6-12.2-12.8-12.3-12.3-12.0
-11.4-11.5
勝ちタイム:1:59.7
前後半3F:35.2-34.9
1000m通過:1:00.2
後半5F:59.5

<2021> 稍重
12.1-11.7-12.5-11.9-12.1-11.4-11.9-12.1
-12.3-12.6
勝ちタイム:2:00.6
前後半3F:36.3-37.0
1000m通過:1:00.3
後半5F:60.3

<2020> 稍重
12.2-11.3-12.1-11.8-12.4-12.9-12.2-11.9
-11.8-12.1
勝ちタイム:2:00.7
前後半3F:35.6-35.8
1000m通過:59.8
後半5F:60.9

<2019> 良馬場
12.3-10.5-12.0-11.8-12.5-12.1-12.2-11.7
-11.6-11.4
勝ちタイム:1:58.1
前後半3F:34.8-34.7
1000m通過:59.1
後半5F:59.0

<2018> 稍重
12.6-11.0-11.9-11.5-12.2-11.9-12.4-12.4
-12.7-12.2
勝ちタイム:2:00.8
前後半3F:35.5-37.3
1000m通過:59.2
後半5F:61.6

<2017> 良馬場
12.1-10.8-12.2-11.7-12.2-12.4-11.9-11.4
-11.4-11.7
勝ちタイム:1:57.8
前後半3F:35.1-34.5
1000m通過:59.0
後半5F:58.8

<2016> 良馬場
12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2
-11.6-11.8
勝ちタイム:1:57.9
前後半3F:34.2-35.6
1000m通過:58.4
後半5F:59.5

<2015> 良馬場
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7
-11.4-11.6
勝ちタイム:1:58.2
前後半3F:35.2-34.7
1000m通過:59.2
後半5F:59.0

<2014>
12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6
-11.7-12.0
勝ちタイム:1:59.6
前後半3F:35.6-35.3
1000m通過:1:00.2
後半5F:59.4

⚫︎各馬の回顧
1着ジャスティンミラノ
上述の通り怪物。ダービーはオッズ1倍台間違いなしか。

2着コスモキュランダ
モレイラ騎手のエスコートが完璧。綺麗なイン→アウト。


3着ジャンタルマンタル
今年の1000m通過は57.5だが、メイシャルタバルが番手シリウスコルト以降を離して逃げていたので、後続集団の通過タイムは58秒台。それでも十分ハイペースで、このペースを3番手で前受けしながら、3着に粘り込んだのは十分強い内容。マイルG1での好走実績があったからこそ、このペースを追走できたわけで、距離もギリギリ2000mまでカバーできると言ってよいのではないか。ラスト1Fは脚が上がっていたので、さすがに2400mは厳しいか。次はNHKマイルの可能性が高い。マイルであれば、ペース関係なく対応できるという点で不安材料があまり見当たらない。

4着アーバンシック
後方からの競馬で上がり3位の34.1。前半57秒台のハイペースにも関わらず、1.3着馬が垂れなかった。ダービーの権利をとれたのはよかった。

5着シンエンペラー
あまり感想はない。欧州血統でダービー向きではないと思う。

6着レガレイラ
騎乗ミスではないが、ルメールが乗ってたら...とと思ってしまう内容。

皐月賞で、4番人気以内4コーナー10番手より後ろ上がり最速34.3秒以内だった馬のダービー成績は以下の通り馬券内100%。
・ドウデュース1着
・マカヒキ2着
・ワンアンドオンリー1着
・オルフェーブル1着
・アドマイヤオーラ3着
・ディープインパクト1着

レガレイラも1番人気×4コーナー13番手×上がり最速33.9でこのデータを当てはまる。ダービー出走できれば面白いと思っているのだが...

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