見出し画像

[残り9870万円] 2024年3月家計決算・投資報告-日用品費が大きい、その他浪費多し・コモディティ上昇、債権含み損変わらずなど-

2024年3月の家計決算と投資報告です。

家計決算

まずは支出割合です。下図は割合の大きさを色エリアで表しているため、支出の全項目はないのですが、特に多い項目がわかります。

2024/3 支出分析

大きい順に日用品→外食費→娯楽費・・となりました。
今月も先月に引き続き家賃がありません。引っ越しのため家賃の支払時期がずれており、今月の引き落としはありませんでした。冷蔵庫を空にするために外食したため、珍しく外食費が増えています。

日用品費については、引っ越しのため家具や雑貨等、必要なものを買い込んだため大きくなりました。新たな生活に向けていろいろと出費がかさんでいます。。。

今月の娯楽費は、服を購入した費用です。少し良いものを買ったので、割合としては大きくなりました。しかし、許容範囲内のため問題なし。

しかし、臨時でかかった日用品費を除いたとしても、他の出費が多すぎる月でした。おそらく、やむを得ず大きくなった日用品費により、金銭感覚が狂い、他の支出でも財布の紐が緩んでしまったためだと思います。強制的な出費がある月はそれに引っ張られて他の支出も増えてしまうことがわかりました。以後、注意が必要です。

2024/3 エンゲル係数

食費以外の出費が増えたことで、エンゲル係数は9%になりました。だいたい一人暮らしのエンゲル係数平均は25%程度なので、さすがに低すぎますね。これも先月と同様で、一過性のものなので、様子見です。

次に、水道光熱費着目してみましょう。

2024/3 水道光熱費

家計支出に占める割合は4%となりました。先月までと比べて割合が下がっていますが、これは支出の合計額が大きくなったため割合が下がっただけのことです。絶対値ではまだまだ大きいといえます。しかしながら、これは冬のガス電気代の高騰によるものなので、来月からは下がっていくはずです。

最後に、実際の支出です。総額は269,638円でした。一過性の日用品費を除いても、普段の出費+3万円くらいになってしまっています。先月の報告で目標値を月8万と宣言したばかりなのに、人間とは、かくも弱いものです。来月の自分に期待します。

2024/3 支出合計

投資報告(預金・現金を除く値)

まずは利益率です。棒グラフが月次の利益率を、白抜きの四角が総額の利益率を示しています。
(※実は、またもや先月の投資報告の計算が間違っており、1,2月の数値が先月までの報告と多少違う部分があります。ご了承ください。)

2024/3 投資利益率

累積投資額に対する総計利益率は下落し、33%となっています。有価証券の購入額に対して評価額の上昇額が相対的に小さいため、総計利益率は下落傾向にあります。しかし、月次の利益率としては、前月比でプラスとなり、なんとか利益の毀損を食い止めることができました。この要因は、下図に示す通りです。

2024/3 損益額の累積割合

上図は、各項目ごとの評価損益額について累積で表したものです。前月に引き続き、TMF(債権)は下落したままです。筆者の予想としては、今後インレはおさまらず米国はスタグフレーションに突入すると思いますので、おそらく今後一年以上TMFは下落したままだと思います(泣)一方、仮想通貨の急激な上昇や、MMFの配当、貴金属ETFの上昇などが功を奏して、利益を押し上げました。

だめな銘柄はとことん下がる株とは異なり、債権は金利低下フェーズでは必ず評価額が上昇するので、TMFは含み損のまま持ち続ける予定です。レバレッジETFなので減価は気になるところですが、もうこれはしょうがないです。今後の戦略として、現物や株の保有割合を高めて、なんとかポートフォリオ全体のパフォーマンを回復させることを検討してます。

その他の項目はプット・オプションの含み損です。米国市場の勢いはまだまだとどまりそうにないので、こちらも評価額の下落が続きそうです。まぁ、これは保険なので問題なし。

以下、銘柄別の損益率です。

2024/3 銘柄別評価損益率

銘柄別にみると、ビットコイン、金、銀の上昇がわかります。ビットコインはまだまだインフレヘッジとして効果があるかどうかよくわかりませんが、やはり伝統的ヘッジの貴金属ETFは強いです。NISA界隈ではオルカンこそ至高ともてはやされていますが、相場によりけりです。今のようなインフレ相場では、貨幣価値が下がり現物の価値が上がります。おそらく来月以降もしばらく利益率は高いままでしょう。

一方、コーンや小麦などの農作物が上がらないのが気になるところです。現物への分散投資として購入したのですが、思ったよりよくない。やはり、インフレには貴金属が圧倒的に強いようです。勉強になりました。

同様に、ウランやガスなどもさえない結果です。こちらも今後の動向に注目。

今後は、プット・オプションを一部売却し、貴金属ETFへの投資額を増やしたいと思います。いろいろと難しいポートフォリオになってきたので、もう少しよく考えます。

ちなみに、評価額の内訳は以下の通りです。先月までと同様、債権比率が高すぎます。TMFを購入したのは、僕の投資人生至上一番の失敗になりそうです。債権は悪くないのですが、レバレッジで買ったのが最悪でした。レバレッジETFはボックス相場で減価するので、とっとと売り払うのが得策なのですが、含み損が多すぎて売れません。今後のポートフォリオはこの債権ETFをどう処理するかが鍵になりそうです。今後の世界情勢を注視します。

2024/3 証券等の評価額内訳

最後に、証券等の資産額です。

2024/3 証券資産額

現在の評価額は約130万円です。先月より増えてますが、積立による評価額上昇であって、利益額は1月比較で減ったままです。しかし、そんなときこそ、狼狽売りせず、無心で積立てることが大事です。がんばります。

以上、2024年2月の家計決算・投資報告でした。
「1億まで残り9870万円」

>>鉄の家計簿トップはこちら
>>サイトマップはこちら

*――――*
Note: https://note.com/iron_kakeibo/
Twitter : https://twitter.com/iron_kakeibo
質問や意見は上記Twitterまで。基本的に、Note記事にて返答します。
(ペンネーム等あれば、記載ください。)

免責事項:本メディアの情報により、みなさまに発生あるいは誘発されたいかなる損害について、作者及び全ての関係者は一切その責任を負いません。本メディア作者は弁護士の資格を持っておりません。実際の法律相談、法的措置等に関しては、弁護士にお問い合わせください。

その他ポリシー:鉄の家計簿は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できるアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト・プログラム)の参加者です。
*――――*

いただいたサポートは、全てメディア運営に使わせていただきます!