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NJM2396F05で5Vを作る

Arduinoとかで回路を組んでるとき、
たまに5Vが必要になるときって
ありますよね。
(いや、今考えたらほとんどないかも)
そんな時に役立つのが
NJM2396F05です。

NJM2396F05って何

NJM2396F05はレギュレーターです。
秋月に売ってます。

こんな感じです。

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普通のレギュレーターじゃダメなの?

ダメです。
NJM2396F05の何が何が良くて、
他がなぜダメかというと、

このページに書いてあるのですが、

一般的な3端子レギュレータでは、
入力する電圧は
出力する電圧よりも
+3V程度高い必要があります。

つまり、
”一般的な”レギュレーターは
5Vを作るのに
約8V必要なわけです。
ですが、NJM2396F05は
この”一般的”に含まれません。
低損失レギュレーターってやつですね。

NJM2396F05は6Vを入れても、
約5Vを入れても、
5Vがでてくるんです。

正確にはデータシートを見て下さい。
NJM2396データシート

後、「なんで、5Vを作りたいのに
5Vをいれるの?」
って思った人も多いかもしれません。
例えば、こういうときに使います。

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Arduinoです。
DCジャックから、
5V電源で5Vを供給したとします。
そうすると普通のレギュレーターだと、Arduinoは動きません。
でも、NJM2396F05だと
動いちゃうんですねぇ。

どうやって使うの?

まず、ピンアサインは

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こんな感じです。

そして、

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こんな回路を
組むと5Vを作ることができます。
CTRLはオープンにしてもいいです。

これを使って、
試しにArduinoを動かしてみます。

しかし、この方法で
Arduinoを動かす時はプログラムを
書き込む時に5Vが
VOUTに流れてレギュレーターが
壊れてしまいます。
そのため、ダイオードを
挟まなければいけません。

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(本当なら
Arduinoにもレギュレータは
あるので、VINに繋いだほうが
いいです)

ブレッドボード回路図です。

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ダイオードに気を付けて下さい。

こんな感じに繋げられると思います。

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5Vを作るために使ってる部品は
こんな感じです。
・NJM2396F05

・0.33uF

・22uF

・ダイオード

・DCジャック

そうすると、Arduinoを動かすことが
できると思います。

おわりに

NJM2396F05の
使い方いかがでしたでょうか。
もし、役に立てば幸いです。


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